風呂の「見えない部分」のメンテナンスを家事シェア
ドア下の通風口や浴室乾燥機のフィルター、そして浴槽のエプロン。この手の見えない部分のメンテナンスは、きちんと機能してもらうためにも、定期的な掃除が大切。そして、かなり根気のいる作業です。つまり、シェアするのにはぴったり。
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つい、あと回しにしてしまいがちな、ドア下の通風孔掃除。「こんな構造になっているんだね」と、夫は興味津々。細かい溝の中をきれいに掃除していきます。
筆者だと、台に乗らなければできない、浴室乾燥機のフィルター掃除。夫は手を伸ばしただけで届くので、無理なく終了しました。
普段は、なかなか手出しができない浴槽のエプロン部分。タイプによっては、はずさないでください、という製品もあるようです。わが家の浴槽は、はずして洗うタイプでした。
ひとりでは大がかりな作業になりますが、夫は手際よくエプロンをはずし、汚れを取り除いて、掃除を完了。
一緒に掃除をすることで、設備を大切に使おうという気持ちも芽生えました。
家事シェアの振り返りと意外なメリット
なにもないから、取りあえず外出しよう。そんな目的のない外出よりも、夫婦で一緒に家事をすると、達成感があるので、満足のいく時間を過ごせます。
それに、お互いの得意分野を生かせば、「やらされている感」も軽減。面倒な家事への心のハードルが少し下がります。家にあるものを大切に使おうという気持ちも、改めて生まれたような気がしました。
だれかがやるという分担制ではなく、「老後を見すえてふたりでシェアしていこう」。道程は長いと思いますが、そんなスタンスで、お互いの家事能力を楽しく高めていけたらいいですね。