●壁のカビには柄つきのスポンジでこすらずに洗剤を塗布
すべての画像を見る(全8枚)「壁全体をシャワーの水で濡らしたあと、柄つきのスポンジに塩素系漂白剤を含ませ、薄くのばすように塗ります」。そのまま30分以上放置して、カビが消えたらシャワーで流して。
<きよきよポイント:洗剤は下から上に塗る!>
洗剤がたれにくく、塗りムラやシミの防止にも効果的。「たれ落ちるほどたっぷり使うのはNG。薄く塗ることを心がけて」
●ゴムパッキンのカビには、塩素系漂白剤をかけてラップで密閉!
目に見える黒い斑点はすべてカビ。まずは表面をおおうように洗剤をかけます。
そのあと、乾燥しないようラップで密着。「パッキンのカビは根深いことが多いので、できれば一晩そのままにしてからこすり洗いをしましょう」
●シャワーホースのカビは塩素系漂白剤のつけおき液にドボン
「ビニール製のシャワーホースはとくにカビが繁殖しやすいので要注意」。洗面器に水1リットルとキャップ1杯(約4ml)の漂白剤(食器を漂白する程度の濃度)を入れ、30分以上つけおきしてから洗い流せばすっきり。
●排水口のカビにはパイプ専用洗剤を回しかけて放置!
まず見える範囲のからみついた髪の毛を除去。「パイプ内の髪の毛を溶かす強力な塩素系漂白剤か、パイプクリーナーを回しかけてしばらくおくだけ」
ESSE7月号の「お掃除ユーチューバーが喝! カビ・におい・ダニを一掃! 梅雨の新常識」では、トイレや洗面所、キッチン、リビングなどの効率的な掃除術のほか、梅雨時季に気になる部屋干し臭対策やダニ対策についても紹介しています。ぜひチェックしてください。
塩素系漂白剤など「混ぜるな危険」の表示がある洗剤は、酸性のものと混ざると有毒ガスが発生します。混ぜるのはもちろん、酸性洗剤の直後に使うのも避けてください。またこの特集で紹介している洗剤のなかには、建材や設備機器、家具によっては使用できないものが含まれている場合があります。建材や設備機器の取り扱い説明書、また洗剤の注意書きを確認してから使用してください。各種洗剤を使用する際はゴム手袋を、目より高い位置で塩素系漂白剤を使用する際はゴーグルを着用してください