●壁のカビには柄つきのスポンジでこすらずに洗剤を塗布

壁掃除
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「壁全体をシャワーの水で濡らしたあと、柄つきのスポンジに塩素系漂白剤を含ませ、薄くのばすように塗ります」。そのまま30分以上放置して、カビが消えたらシャワーで流して。

<きよきよポイント:洗剤は下から上に塗る!>

洗剤がたれにくく、塗りムラやシミの防止にも効果的。「たれ落ちるほどたっぷり使うのはNG。薄く塗ることを心がけて」

 

●ゴムパッキンのカビには、塩素系漂白剤をかけてラップで密閉!

ゴムパッキン

目に見える黒い斑点はすべてカビ。まずは表面をおおうように洗剤をかけます。

ラップで密着

そのあと、乾燥しないようラップで密着。「パッキンのカビは根深いことが多いので、できれば一晩そのままにしてからこすり洗いをしましょう」

 

●シャワーホースのカビは塩素系漂白剤のつけおき液にドボン

シャワーホース

「ビニール製のシャワーホースはとくにカビが繁殖しやすいので要注意」。洗面器に水1リットルとキャップ1杯(約4ml)の漂白剤(食器を漂白する程度の濃度)を入れ、30分以上つけおきしてから洗い流せばすっきり。

 

●排水口のカビにはパイプ専用洗剤を回しかけて放置!

まず見える範囲のからみついた髪の毛を除去。「パイプ内の髪の毛を溶かす強力な塩素系漂白剤か、パイプクリーナーを回しかけてしばらくおくだけ」

 

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塩素系漂白剤など「混ぜるな危険」の表示がある洗剤は、酸性のものと混ざると有毒ガスが発生します。混ぜるのはもちろん、酸性洗剤の直後に使うのも避けてください。またこの特集で紹介している洗剤のなかには、建材や設備機器、家具によっては使用できないものが含まれている場合があります。建材や設備機器の取り扱い説明書、また洗剤の注意書きを確認してから使用してください。各種洗剤を使用する際はゴム手袋を、目より高い位置で塩素系漂白剤を使用する際はゴーグルを着用してください

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