●収納は「いつ、どこで、だれが使うのか?」で分ける

ものの分け方は、使っているもの、使っていないもののほかに「いつ、どこで、だれが使うのか?」で分けることも大切です。

小学校を卒業し、自室にいることが多くなった子どものものをリビングに置きっぱなしにしていないですか?

リビング
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わが家は数年前からリビングに子どものものを置く場所をつくっていません。自分のものは自室で管理してもらうことで、リビングは夫婦の癒しスペースとなっています。ライフスタイルが変わる今、もう一度家族の行動導線を見直すのもこれからの暮らしがラクになるコツです。

●自分のものは自分で。収納ケースを利用して負担を減らす

ものの区別ができたら実際に収納場所にものを納めていきますが、わが家の収納の仕方は基本的にはザックリ人別で分けています。自分のものは自分で管理してもらうことで、私の負担が減っています。

便利なケース

その仕組みづくりに役立つのが、100均などで売っているケース。人・ものと区別することができたり、布などの雪崩状態も防げるのでオススメのアイテムです。収納用品は自分の中で定番商品を決めておけば、足らなくなったときの追加も簡単で時間の短縮にもなります。

●定位置決めは、ものより“人”で分ける

場所別収納

洗面所、ゲタ箱などには、もの別に分けるよりも人別で収納する方が、定位置はずれにくいようです。自分のものは自分で管理して片づけてもらう仕組みをつくれば、家事全般を任されている方もラクになりますよね。

おうちの片づけでがんばりすぎると、ちょっとお疲れモードになってしまう年代の方には1日の片づけ時間を決めて、ゆっくりと整理をしていくことをオススメします。お子さまも手を離れていく時期ですので、この機会におうちの見直しをしてみてください。

50代は人生の分岐点。自分らしい暮らしを手に入れるスタートは、がんばりすぎないお片づけでおうちの中を少しずつ整えていきましょう。

 

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