ホームカラーをするときは色選びがポイント
さとゆみ:白髪染めは、自宅でやりたいという人もいますよね。ホームカラー剤は、1人ひとりの髪質に合わせてつくられているわけではないから、どうしても薬液が強くなりやすくて、ヘアライターとしては、あまり積極的にはおすすめできないのですが、それでもやっぱり自宅で染めたい人に、どんなアドバイスがあるでしょうか。
八木ちゃん:まず色選びに関してですが、伸びてきた根元の色に合わせるか、毛先の色に合わせるか迷うと思うのですが、根元の色に合わせると全部が黒っぽくなっちゃって伸びてきた白髪が目立ちやすいので、毛先と根元の中間くらいの色を選ぶといいですよ。
最近では、美容院でも髪がダメージしにくいホームカラー剤を売っています。
さとゆみ:美容院で選んでもらうと、髪色の失敗がなくていいですよね。
すべての画像を見る(全6枚)さとゆみ:家でカラーをしたあとに、美容院でカラーするときは、必ずそれも伝えてくださいね。
八木ちゃん:それ、是非お願いしたいです。美容師の方からもお尋ねするのですが、過去のホームカラーの状態によっては、美容院での薬剤選びが変わるので、必ず伝えてください。
●ヘナ系カラーはカラーチェンジが難しい
さとゆみ:ヘナ系のカラーで施術したときは?
八木ちゃん:それも必ず伝えてください。ヘナは基本的に、1度ヘナでカラーしたら、それ以外のカラーにチェンジすることは非常に難しく、場合によってはカラーチェンジをするのに数回の施術やブリーチが必要になることもあります。
さとゆみ:そうそう、それ、意外と盲点ですよね。
八木ちゃん:ヘナでカラーをする場合、ヘナだけで髪色を明るくすることはできないので、明るくする場合は、やはりアルカリカラーで色を抜くことになりますので、施術前に担当の方によく聞いてくださいね。
さとゆみ:新しい春を、新しいカラーで! 白髪を気にせず楽しめる春になりますように。