●後悔その3 エアコンの取りつけ位置に余裕を持たせてもらえばよかった

エアコン
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ワークスペースに設置するエアコンは古い家から持ち込みたかったので、本体サイズとルーバーの幅を伝えて設計してもらいました。

しかし、完成してみると本棚とエアコンがギリギリの位置に設置されていました。設計士さんに聞いたところ、エアコン本体への負担や冷暖房の効き目に問題はないそうですが、設置場所がギリギリなので、家電量販店の業者から「エアコンや棚に傷を付けてはいけないので設置を請け負うことはできない」と断られてしまいました。今回はリノベーション工事をお願いしたホームメーカーの紹介で電気業者を手配してもらえましたが、次にエアコンを買い換えるときにはどうしたものかと、今から少しドキドキしています。

 

●後悔その4 寝室の電気のスイッチをベッドサイドにもつければよかった

寝室

わが家ではシーリングよりも掃除がラクそうだからという理由で、すべての部屋の電気をダウンライトにしました。掃除の面からすると、たしかにとてもラクです。しかしダウンライトって基本的にスイッチが一箇所にしかないんですよね。寝室の入り口にスイッチがあるのですが、それだとベッドに入ってから手元で電気を消すことができません。今まではリモコンつきのシーリングだったので、電気をつけたり消したりするためだけにベッドから出なければならないのは地味にストレスでした。

 

●後悔その5 WICにコンセントとルンバ基地をつけておけばよかった

ルンバ

WIC(ウォークインクローゼット)って、服がたくさん集結しているからなのか、けっこうホコリが溜まりやすい気がします。それに、一日のうちに何時間も過ごす場所ではないので、ルンバも設置しやすかったのではないだろうかということに、生活していてやっと気づきました。でも、時すでに遅し。後悔先に立たず。結局ルンバは玄関で待機させることになりました。

 

●明るさに関することは「建築士の意見を聞く」のがおすすめ

こだわったワークスペースは、使い勝手をしっかりと考えて部屋をつくったので、たった2畳程度でも思ったほど狭いとは感じません。基本的には時間を忘れて何時間も仕事に没頭してしまうくらい居心地のよさを感じられる部屋になっています。ですが、時間をかけて自分の行動や癖を分析して部屋をデザインしたにも関わらず、実際に使ってみると「使いにくい」「こうしておけばよかった」と思う部分もでてきました。

採光や照明、家電の使い勝手などは細かいながらも生活の満足度を大きく左右する大切な要素です。しかしながら、このあたりは素人ではなかなかイメージがしにくい部分なので、打ち合わせのときに建築士の意見を聞くなどの工夫を取り入れてみるとよいと思います。

理想のマイホームを手に入れるためには、プロの意見と知見を上手に活用することが後悔を少なくするポイントになるのではないでしょうか。