●4.プランニング

プランニング
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どうにもこうにもやる気がでないときは、片づけのプランニングをしましょう。といっても別に難しいことをするわけではありません。

これから片づけたい場所、もう捨てたいもの、少し数を減らしたいもの、もう少し、スッキリさせたい場所など、思いつくままに紙に書くか、スマホのメモ帳にリストアップするだけ。

片づけたい場所やものを考えているうちにいろいろなアイデアがわいてきます。やる気がでてきたら、その場所をいつまでに片づけるか(今月中、この夏の間に、年内)など、期限をもうけるとさらにいいです。

計画を立てて、一度、頭の中で、片づけをシミュレーションしておくと、実際の片づけをするとき、動きやすくなります。なにも思い浮かばないときは、家中の写真を撮って眺めてください。片づけたい場所が見つかるでしょう。

●5.ゲーム化

通勤
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片づけを「めんどくさくて大変な家事」だと思っていると、ますます気が重くなって、始めることができません。

ほかの人と一緒に、ゲームとして楽しんではどうでしょうか? お子さんがいるなら、お子さんと一緒に、おもちゃの片づけ競争をしたりできますが、相手が大人でも、ゲームのようにすることはできます。片づけをゲームにするのに必要なのは、その作業のゴール設定と、進捗の見える化、ごほうびを用意すること(オプション)です。

今住んでいる家に引っ越してきたとき、荷造りに使ったゴミが大量に出ました。段ボール箱や、緩衝材として使った新聞紙などです。わが家では、そうしたゴミを全部、ゴミ箱の横にまとめ、通勤や通学などで、家の外に出ることになった人は、必ず1つ、ゴミ捨て場にもっていく、というルールを設定しました。

ゴールは、引っ越しで出たゴミの片づけ、日々減っていく段ボール箱の様子が、進捗の見える化です。ごほうびは別に用意しませんでしたが、気分のいい空間ができるので、家族全員、せっせとゴミを外に持ち出しました。

不用品を寄付センターに持ち込むとき、それぞれに透明の袋を渡し、だれがいちばん、袋にいっぱい入れるか競いあったこともあります。このときは、普段ものを捨てるのに消極的な夫や娘も、うれしそうに袋にいらないものをつめていました。

 

片づけがおっくうか、楽しいかは、その作業の捉え方で決まります。「大変だ、おもしろくない、つらい」と後ろ向きな考え方ばかりせず、「これを捨てると、居間がこんな素敵な空間になるんだわ」と、先を楽しむ気持ちをもってください。

 

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