●無神経な妊活アドバイスを連発。原因はあんたの息子なのに…

結婚3年目にセックスレスが深刻化していたころ、義母が孫の誕生を熱望するようになったことが重なり、さらに頭を痛めました。義母と2人で出かけるたびに、私たちの夫婦生活の話題をふってきては首を突っ込んでくるように。「そういうのは女性から誘わないとダメ」とか「子どもを産むなら20代のうちじゃないと」「産み分けに興味はある? 不妊治療のいいところを紹介する」などとアドバイスを連発。

セックスを拒否しているのは夫なのですが、義母は自分の息子が拒否してセックスレスに陥っているなんて夢にも思っていないようでした。それに夫の両親にはいろいろよくしてもらっているので「余計なお世話です」とも言えず、顔では笑って素直に返事をしていましたが、トイレへ駆け込んで泣いてしまったこともありました。

●親族が集まる席で孫ができないことを責められる

親戚
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そんなある日、お正月恒例の親戚の集まりがありました。場所は、義理の両親の家。同じマンションなので、早朝からお手伝いをしていたのですが、義母と2人きりで料理を作っている最中にハッキリと「子づくりは順調なの?」と聞かれました。最初は笑ってごまかしていたのですが、「どうなの? 排卵日にちゃんとしているの?」と詰め寄られ、ついに「今はそういうタイミングじゃないので…」と話を濁すハメに。

ところが義母は皆がいる宴会の席でも「菜々子さん、子づくりに後ろ向きみたいだけどどういうこと? 早くしないと産めないのよ、ねぇ」と周囲に同意を求めるように話をしてきたのです。

資産家の一族に生まれ育った義母に婿入りしていた義父はなにも言えず。その場にいる夫も、自分の責任を感じているのか鈍感でなにもわかっていないのか、まったくかばってくれませんでした。ほかの親族も義母の意見に同調する年配の人が多く、「セックスレスなんです」なんてとても言えるような状況ではありません。もう仕方ないと諦めた瞬間、涙がこみあげてきました。いろんなことに限界がきていたのだと思います。その場を立ち去り、自分の家へ帰って部屋に閉じこもって大号泣。

しかし、夫は追いかけてきてもくれない。徐々に冷静になり、だんだん怒りがこみ上げてきました。

 

夫に怒りをもつ菜々子さんはマッチングアプリに登録し、ほかの男性に癒やしを求めて…!? この続きは明日公開する記事でご覧になってください。