心も体も変わる50代からの過ごし方について考えてみませんか? 「家族のためにがんばる時間は終わり。50代からは自分の心と体をゆるめます」というのは、エッセイスト・カウンセラーの若松美穂さん。料理や掃除、子どもや親との関わり方について教えていただきました。

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家族のためにがんばる時間は終わり。50代からは自分の心と体をゆるめる

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子育て期間は、睡眠不足でもすることが山積みでも「しなくちゃ」に追われ、いくらでもがんばることができました。体力もありましたしね。でも娘たちが成長した今は、自分の体調や時間と相談し「しすぎない」がテーマです。

●1:「ここまででいい・それでいい」と自分を許す

子育て真っ只中の頃よりは確実に、仕事時間が増えています。
やっと訪れた自分をメインに考えてもいい時期が来たのだから、今を満喫したい! 病気や介護などで、この先も仕事を続けることができるとは限らないのですもの。

自分に与えられた24時間が変わらないのであれば、意識して家族への時間や家事の分量を減らす必要があります。そうしないと、疲れや気持ちの負担が増えていきます。
結果、自分の不調やイライラに結びついたら、一緒にいる家族も大変です。

掃除・整理整頓・料理など、すべての家事に終わりはなく、しようと思えばいくらでも手をかけることができます。今の私は「ここまででいい・それでいい」と自分に声をかけ、許すことにしています。もう充分にやってきましたから。
ほかの人から見てどうであれ、わが家族が困っていなければそれでいい。

もし、なにかたりないと感じる部分があったとしても、わが家の場合、皆が、自分のことは自分でできますから、それぞれにお任せ&お願いしています。

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