●お金や貴重品はまとまっていてありがたかった

紙袋
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文房具や日用品、紙袋やタオルなど一般的にためがちなものに関しては、母の場合は引出しや箱の中などに収まる範囲でキレイに収納されていました。
また、「お金や貴重品」「母のアルバムとへその緒」が整理されてまとめてあり、これらは母に万一のことがあった時に所在がわかっていた方がいいものなのでありがたく感じました。

キッチン

空き家の整理や不用品回収は専門業者にすべてを頼むこともできます。その分費用はかかりますが、早く片づくし自分の負担もかなり少なくすみます。早急に片づけたい事情がある場合などはすべてを任せる形で依頼するといいと思われます。
ただ私の場合は、母の持ちものは娘の自分が片をつけたかったという思いから自分で片づけました。

 

●親世代・子ども世代。生前整理に対する事情の違い

吊戸棚

ものの多さと戦って感じたことは、母も片づける気がなかったわけではなかったということでした。実際、キッチンの吊戸棚の中はなにもなくなっていたし、父の遺品整理も終わっていました。ただ加齢と病気のせいで体力と気力が続かず途中で終わってしまったのではと感じました。

もったいないと思うものを手放す決断をするには気力が必要です。重いものはゴミ捨て場まで運べません。ゴミ捨て可能な時間に体調がいいとも限りません。不用品業者への依頼だって他人に家の隅々まで見せるのは抵抗もあるでしょう。
30代、40代の子ども世代には親の生前整理を望む声も多いでしょうが、親の世代には親の世代なりの事情があるのであまり強くすすめない方がよさそうです。

 

●子ども世代ができること。取り組むべきこと

片づけ後

私も含め子ども世代ができることは、高齢の親の気持ちと体調に寄り添いながら整理をゆっくり進めること。時間がかかるかもしれませんが、それが互いの体力と気持ちにとっていいことです。
そして自分の生前整理も行っていくこと。暮らしの変化によって必要となるものは変化します。まだまだ先のことと捉えずその時々で暮らしを見直して必要となるものの最適化を図り、大切な家族には少しでも大変な思いをさせないようにしたいものです。

 

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