新生活シーズンは、引っ越しや大がかりな片づけをする方も多いのではないでしょうか? その際に、気をつけたいのが「ゴミの捨て方」。住んでいる自治体によっては、思わぬ手間や費用がかかってしまうことも。今回は、引っ越しを機に小物から大物家具まで手放したライフオーガナイザーの高田舞子さんに、必ずチェックしておきたいゴミの捨て方のポイントや、実際に利用して便利だった制度を教えてもらいました。
無料?有料?引っ越しや片づけで知っておきたい「ゴミの捨て方」
昨年末に、転勤による県外引っ越しを終えたわが家。以前の記事でも段階別にご紹介していますが、転勤が決まってすぐに始めたのが、小物の整理。住居が決まってからは、大きな家具などを処分しました。この片づけの過程で必ず調べる必要があると感じたのが、ゴミの捨て方です。
●1.行政によって異なるゴミの出し方
すべての画像を見る(全5枚)自治体によってゴミの出し方はずいぶん異なります。可燃ゴミや資源ゴミの区分も様々。日常的なゴミの出し方は住んでから慣れるものですが、粗大ゴミとなると話は変わります。
とくに、大きなゴミが出る引っ越しでは、引っ越す前に出すべきか、引っ越し後でもいいのかをあらかじめ検討することが、荷造りの際に重要です。
●2.粗大ゴミ事情を比較
現在住んでいる松山市では、粗大ゴミは30kgまで無料で収集してくれます。新しい住まいがある京都市を調べてみると、粗大ゴミは「大型ゴミ」と呼ばれ、収集してもらうのにお金がかかるということが判明。
京都市では、大型ゴミセンターに連絡し、なにをどれだけ捨てるのかを申告すると、収集場所と収集日、手数料を案内されます(大きさや内容によって400~2,400円)。コンビニなどで手数料分の収集券を購入し、ゴミに貼って出すという手順。いくつか捨てるだけで、1,000円は軽く超えそうです。
さらに調べると、クリーンセンターに直接持ち込む方法もありました。持ち込めるものに制限はありましたが、申告書を提出すれば100kgまで1,000円で出せるようです。