●きれいにたたまないとしまえない「きっちり」収納はやめる

ボックスにざっくり入れたインナー類
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衣装ケースの収納量は6割程度に。しまうというより、ふわっと上から落としたら納まる状態にすればラクです。私はきちんとたたむのはハンカチくらいです。また、収納をラクにするためには、必要枚数以上を持ちすぎない、というのも管理をラクにするコツだと思います。

 

●下着、靴下類は「今日のセット」のまましまう

ボックスにざっくり入れたインナーや靴下など

今日の洗濯物は今日着たもの。1日のセット完成しています。そこでおすすめなのが、「今日のセット」のまましまうこと。

もの別で細かく分類してしまうと、時間もかかります。朝に着るインナー、ハンカチ、靴下、マスクなどの必須品を1セットにして小さめのあき箱に入れます。おすすめは靴のあき箱です。そのあき箱を2~3セット分衣装ケースに入れておくと、「ハンカチを忘れた」もなくなり、朝がラクになります。

インナー類は考えないですむ仕組みにすれば、トップスやボトムなど、ファッション的アイテム選びも余裕をもって楽しめます。小さなお子さんの場合は、トップスやボトムも全部セットにしておくと、子ども自身で着替えてくれるメリットもあります。

●トップス、ボトムはハンガーのままクローゼットへ

浴室に干した衣類

わが家ではトップスやボトムは浴室に干しています(自宅はマンション。浴室乾燥は使わず24時間換気で朝には乾いています)。使用するハンガーは2種類。インナーや部屋着、体操着などは軽いプラスチックのハンガーに、クローゼットにかけて収納する服は、部分の布に負担のかかりにくい幅36センチでやわらかなアームのマワハンガーにかけて干します。

洗濯が終わったら、そのままクローゼットに収納。インナーや体操服などは、衣装ケースにほぼたたまずにポイっと入れて、脱衣所のハンガー置き場に戻して終了。

●服は厳選した数だけもつと洗濯もラクに

クローゼットの衣類

替えの服が大量にあると、数日洗わなくてもいっか、と洗濯をためこむ、なんてことも。洗濯をしなければ明日出かけられない、それくらいの量しか衣類を持たなければ、必然的に毎日洗濯することになり、やりがいも出ます。また毎日洗えば、干す量もしまう量もそこまで多くはないので、全作業がささっと終わります。

また服の数を厳選して枚数を減らしたことで、クローゼットの衣替えが不要になり、ずっとかけっぱなしで全量把握が可能になりました。

毎日のルーティーンワークはつい「ああ、やらなきゃ」と追い込まれがちですが、自分で回している、という実感があるだけで、急に楽しいものに変化しました。
雑で非常識に感じられるコツもあるかもしれませんが、日々のストレスが少しでも減り、自分時間の楽しみ方が増えるヒントになればうれしいです。

 

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