食べ盛りの子どもがいるお宅では、とくに食費はふくらみがち。節約はしたいものの、家族の胃袋も満たしたい! それを実践しているのが、人気インスタグラマー・くぅちゃんの“定食スタイル”。節約レシピをつくるためのルールを教えてもらいました。

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節約レシピをつくるときのルール

13歳の長男を筆頭に、3人のお子さんがいるESSE読者の門傳(もんてん)奈々さん。日々、節約の努力は重ねているのに食費がなかなか減らせないと悩む門傳さんに、同じく食べ盛りの2人の男の子のママでもあるくぅちゃんが、節約ワザをアドバイスします。

エプロン女性
定食スタイルで家族の胃袋をがっちりつかむくぅちゃん
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門傳さん(以下:門傳) 最近、長男がとにかく肉、肉、肉と…。肉量を増やさずに満足させるレシピはありますか?

くぅちゃん(以下:くぅ) その気持ち、わかります! うちも食べ盛りのスポーツ男子2名がいて、目の前の肉はあればあるだけ食べる勢いですから(笑)。試行錯誤の末、実践すべきは節約レシピよりも、爆食い対策として1人前ずつ出す“定食スタイル”だと気づきました。

門傳 えっ!? かさ増しとかリメイク料理ではなく?

くぅ これなら肉おかずだけに集中せず、ほかの料理もまんべんなく食べて満腹感を得られます。洗い物や盛りつけの手間は多少増えたけれど、大皿どか盛り時代に比べて確実にお肉の量は減らせました。ぜひお試しを!

 

●節約レシピルール1:定食スタイルがすべてを解決!?

豚肉トマト野菜など

・お肉ばかりが大量になくなるのを防止できる

大皿はラクですが、“自分が食べる分”がわかりにくくなり、取り合いの末食べすぎてしまう結果に。

「面倒でも1人分ずつ盛りつけた方が、適正量をバランスよく食べられます」

・副菜が多いと満足感もアップ

異なる味や食感、色合いのおかずが増えるごとに、摂取できる食品数や栄養価も増え、心理的な満足感も◎。

「そのためにも、野菜をメインにしたつくりおきをしておくと便利なんです」

・お代わり前に米と汁物でおなかが満たされる

「わが家は、最初に出したご飯と汁物を平らげてからでないと、おかずのお代わりができないルール」

気に入ったおかずだけを食べすぎて、ほかのものを残す事態も防げます。