努力はしているのに、なかなか食費が減らせない…そんな悩みを抱える読者に向き合ってくれたのが、人気インスタグラマー・くぅちゃん。食費は月3万円台! という達人のワザを教えてもらいました。1週間のリアルな献立も必見です!
“まとめ買い”と“買いすぎ”を意識して予算を守る
すべての画像を見る(全14枚)主婦歴14年、日々、節約の努力は重ねているのに食費がなかなか減らせない…というESSE読者の門傳(もんてん)奈々さん。そんな門傳さんに買い物の仕方を聞いたところ、「改善の余地がありそう!」とくぅちゃん。まずはそのやりとりから紹介します。
●1週間分のまとめ買いで予算死守&ムダなし
くぅちゃん(以下くぅ) 食材の買い出し頻度は?
門傳さん(以下門傳) メインは週1回生協の宅配で、たりないものは近所のスーパーに買いに行きます。月1回は倉庫型スーパーにも行くので、だいたい週3、4回でしょうか。
くぅ それは多すぎですね。必要なもの以外も、ついでに買ったりしていませんか?
門傳 ギクッ。確かに、特売品や見きり品にはつい手が出てしまいます。安いからいいよねって。
くぅ 余計な出費を防ぐには、なにより買い物回数を減らすのが効果的。そして予算内で必要なものだけを買って、ぴったり食べきる。これだけを意識しましょう。
門傳 わが家は予定外の買い物とストックが多すぎでした…。“あれば使うかも”や“買わないとソン”の考え方は、もうやめにします!
くぅ 買い物はリスクと捉えて!
月の予算をきっちり守るための、くぅちゃんさんの買い物術を紹介します。
●節約のためにはまとめ買いを
<1週間で食べきりを意識して>
缶づめや乾物類も、1週間で消費する食材としてカウント。
「“なんとなくストック”の習慣は予算オーバーの原因に。収納場所から全出しして、その場で使い道を決めていきます」
買い出し前のわが家の冷蔵庫です。
<お酒は大容量サイズを買って手づくり>
夫婦の晩酌タイムに欠かせないウイスキーは、4L入りの業務用をまとめ買いし、小ビンに移し替え。
「自家製炭酸水で割ってハイボールにすれば、1杯数十円で飲めます!」
●ストックの買いすぎには注意
<あるのが当たり前の状態をつくらない>
子どもたちのお菓子は、週初めに1週間分をカゴにセット。
「なくなっても補充はせず、食べたかったらこづかいで自腹買いするシステム。小腹がすいたときは、おにぎりを渡します」
<倉庫型スーパーはレジャー費にする>
楽しくてつい買いすぎて、支出が膨れ上がる…のがお約束のパターン。
「いっそ日々の食費とは別に、レジャー費と考えて年間予算を立てておくと、家計が乱れにくくなりますよ」
<“なくても大丈夫”なものから削る>
食事の量を減らすのではなく、使わなくても食卓に影響のないものや、お菓子や飲料など嗜好(しこう)品の購入から見直しを。
「ここは人それぞれ。わが家はお菓子と、市販品のタレ、でした」