手足が冷えて眠れない、寒くて朝起きられない…。冬でもぐっすり眠るために必要なのは、正しい知識と快眠のための環境づくり。間違いがちな冬の睡眠法を医師や睡眠のプロが判定します。
すべての画像を見る(全6枚)プロが判定!冬の快眠のために正しいのはどっち?
よく眠って、翌朝すっきり迎えたい。そんな快眠の正しい環境づくりについて、青山・表参道睡眠ストレスクリニック院長の中村真樹先生と、睡眠コンサルタントの友野なおさんに伺いました。
Q:なかなか寝つけないときは 羊を数える or 深呼吸をする
A:快眠のためにはストレス厳禁。深く呼吸をしてリラックス
「寒さを克服しても、なかなか寝つけないのは、気になることがあるから。そんなときに数を数えていると、目がさえるばかり。ゆっくりと深呼吸するのが有効です」(中村先生)
「スマホなどで猫背になっている人が多く、呼吸が浅くなりがちです。眠る前だけでも胸を大きく開き4秒吸って、6秒吐く。この深呼吸を10回繰り返すだけで、寝つきがよくなり、深い眠りに就けますよ」(友野さん)
Q:カーテンは あけたまま or 閉める
A:体内時計を整えるためにも、カーテンは閉めて眠る
「夏は5時くらいにはすっかり明るくても、冬は日の出が遅く、しかも明け方は寒いもの。カーテンのあけ閉めは明るさの調節だけではなく、断熱効果があるため閉めた方がいいです。体内時計を整えるためにも、朝起きたらカーテンをあけて日光をとり入れることを習慣に」(中村先生)