家事がラクにできて、さらに居心地もよいのが、理想のキッチンですよね。そこで今回は、料理家・飛田和緒さんのキッチンにお邪魔しました。水仕事がつらくなる冬の台所を楽しむための工夫をご紹介します。

料理家さんの冬のキッチンの記事はこちら!

料理家・ぐっち夫婦直伝!冬の台所仕事を楽しむ小さなルール6つ
キッチンに立つ女性
家庭料理に定評のある飛田和緒さんのキッチンをお見せします!
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こだわりはほんのわずか。これが私の冬の台所です

朝5時。飛田さんの一日は、やかんでたっぷりのお湯を沸かすことから始まります。

お茶

「季節を問わず、温かいお茶をつくって2Lの魔法ビンに入れるのが朝の日課。とくに冬はそれを飲んで体を温めてから、窓をあけて部屋の空気を入れ替えます」

お鍋

料理家という職業柄、日によってはそこから夕方まで台所に立ちっぱなしになることも。

「夏は火のそばにいると暑いけれど、冬は台所に長時間いても楽しめる季節。煮込み料理や、温かい鍋ものの回数がぐっと増えますね。台所という場所は、仕事以外の時間も、私の生活の中心です」

そう話す飛田さんの、心地よく過ごすヒントがつまった台所。早速見せていただきましょう。

 

●冬は、みそやキムチ。一年をとおして保存食を楽しんでいます

トレイに保存食

季節の果物のジャムやシロップ漬け、トマトの水煮、ミョウガのつくだ煮など、保存食づくりは飛田さんの習慣。「冬は、白菜漬けやキムチ、干し大根の甘酢漬けなどを毎年つくっています」

自家製みそ

年に1~2回つくる自家製みそは、小分けにして保存。「手づくりみそは発酵しやすいので、冷凍庫へ。解凍せずにそのまま使えます」