2022年こそ家の中をすっきりさせたいという人も多いのではないでしょうか? 今回はESSE読者304人にアンケートを実施。おうちの中の捨てたもの、捨てられなかったものを詳しく調査しました。ものを減らしてシンプルに暮らすヒントを探ってみます。

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捨てたもの・捨てられないもの。暮らしも心も豊かに暮らそう

家のなかで捨ててよかったもの、代わりに使っているもの、逆に不便になったものを詳しく聞いてみました。失敗しない断捨離のコツとは?

●不要な衣服を捨てておしゃれを楽しもう

服をまとめて断捨離!
服をまとめて断捨離!
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「家に増えすぎてしまった靴や服を頑張って処分しています」(神奈川県・KTさん・41歳)

「段ボール一箱分の洋服を捨てました。すごく心がすっきりしました」(神奈川県・KKさん・36歳)

処分したパンプス。

「デザインは気に入っていたけど、靴連れしてしまい履く機会が少なくなったヒールパンプスを捨てました」(埼玉県・SMさん・31歳)

 

まず捨てたいのは洋服や靴などの衣料品。今シーズン着なかった服を年に一度まとめて一掃するという人もいました。服や靴は流行の形やカラーもあるので、毎年入れ替えることで、よりトレンドを楽しみやすくなりますね。

 

●服を売ったらお小遣いになった!

「着なくなった洋服をまとめてセカンドストリートに持って行きました。出産前に着ていた洋服をしまっていたのですが、もう着ることはない! とふと思いました。2500円くらいになりました」(富山県・FEさん・35歳)

 

「不要になった自分の服をメルカリとセカンドストリートで売りました。新しい服を入れるスペース確保のため、不要なものを抜いた感じです」(京都府・HRさん・41歳)

 

近年はネットでユーズド品を販売したり、箱に詰めて送るだけのリサイクルショップもあったりして、洋服はちょっとしたお小遣いになると評判です。思っていたより高く売れると、得した気分にもなれます。

 

●大型家具の処分は費用も大型!?

大型家具を処分している様子。
大型家具は処分するのも大変です!

「ソファー2台、ダイニングテーブル(4人掛け)、戸棚、子どもの勉強机、椅子などを捨てるのに1万円ほどかかりました。処分して部屋が広くなってうれしくなったのですが、新たに大きいダイニングテーブル(6人掛け)、ソファー(ベットにもなるタイプ)を主人が購入。広さは元に戻ってしまいました」(静岡県・ORさん・54歳)

 

大きな家具を捨てるときには費用もかさみます。買うときに捨てることまで考えていなかったので、粗大ごみの金額に驚いたという人もいました。

 

●ライフステージの変化をきっかけに処分

「ヒール靴を2足だけ残して処分しました。元々ぺたんこ派でしたが、妊娠出産を経てその勢いが加速。復職してもぺたんこしか履いていないので、黒いベーシックなヒールと、結婚式でも履けるヒールを残して全部処分しました!」(東京都・TMさん・31歳)

 

「現在妊娠中のため、産後もう着ないだろうと思う服を思いきって捨てました」(東京都・KAさん・32歳)

 

●子どもができて生活空間をリニューアル!

寝室のテレビを捨てました!
寝室のテレビを捨てました!

「子どもができて寝室でテレビを見ることはなくなったので、思いきって処分しました。部屋も広くなったので捨ててよかったです」(広島県・DCさん・29歳)

 

自分の趣味で整えた住環境でも、赤ちゃんにとっては危険がいっぱいだったりします。子どもの誕生とともに、安全に暮らせるように部屋の家具を買い替えるなどして見直す家庭は多かったです。

 

●子どもの成長とともに、持ち物もアップデート

「子どものハーフバースデーで使用した、背中につける羽と冠のセットを捨てました。子供が0歳のときに使っていた両手に持ち手があるコップも」(埼玉県・SMさん・36歳)

アンパンマンのおもちゃ。
成長とともに不要になった子どものオモチャも

「子どものオモチャ類をどんどん捨てています。とくに電池を使うものについては、液漏れも怖いので、子どもが忘れた頃にこっそり捨てます」(神奈川県・YCさん・35歳)

 

古いおもちゃ。

「数年ずっと捨てられずにいた娘のオモチャ箱から数か月単位で『いる・いらない』をジャッジしてもらい、自分で処分させている途中です。私から見た不用品は、カゴ2個分もあります」(東京都・IKさん・41歳)

保管していたベビー用品。
大切にしていたベビー用品は親戚の子どもへ。

「捨てられずにいた、ベビー布団セットを親戚の子へ譲りました。思い出が詰まっていて、キレイに使ってきただけになかなか手放せなくて、でも使い道もなく場所を取っていたので、なくなってすっきりしました」(埼玉県・STさん・46歳)

 

子どものサイズアウトした服や読み終わって古くなった絵本、学習教材や図工作品など、見るだけで子どもの成長が蘇るようなアイテムはなかなか手放しがたいですよね。