【試行錯誤の上にたどり着いた…革新的な計量スプーン!】

じつはこの計量スプーンは改良を加えていまの形にたどり着いた商品で、写真手前の前方後円墳みたいな形のものが発売当初のオリジナルのものです。

計量スプーン
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自立型の計量スプーンは重ねて収納することもでき、「大さじどこにやったっけ…」といった悩みともおさらば。これだけでもすごく魅力的なのですが、なんと小さじ1/2などさらに細かい計量スプーンもついているんです!(通常の大さじ小さじにも内側に線がはいっているのでこちらでも1/2が簡単に計量可能)

しかし、一見完璧なように見える計量スプーンですが、唯一の改善ポイントが“粘度のあるものの計りにくさ”だったと藤野さんは言います。

「オリジナルには底に角があることで、ケチャップといった粘度が少しある調味料を入れると、底のスミに少し残ったりしたんですよね…。またハンドルの継ぎ目が少し洗いにくいということがありました。だから改良版では、オリジナルの『きれいに収納できる』『自立する』というコンセプトは大切に残し、継ぎ目をなくしてなだらかなオーバルな形にしました。そのため洗いやすく粘度のあるものでも残りにくくなりました」

新しい軽量スプーン

開発者が試行錯誤した末に、この形にたどりついたそう…! 形の美しさもさることながら、使いやすさへのこだわりには驚きしかありません。

【新商品も凄すぎ! 3段設計のブレッドナイフ】

2021年3月に発売した3種類の包丁は、柄の素材が食洗器でも洗える人工大理石。「ハンドルの太さが先端に向かって少し細くなっていることに加えて適度な重さがあるので、手になじみます。この傾斜の具合といったものは苦労してつくりました」と藤野さん。

なかでも注目なのが、ブレッドナイフ。パンを切ったときに、つぶれてしまった…なんて経験ありませんか?

ブレッドナイフ
ブレッドナイフ 6050円

「粗め・緩やかな波、直線と3種類の刃形状をうまく使うことで、硬いパンからやわらかいものまでスムーズに美しく切れます。また、ブレッドナイフとしては刃渡り16cmなので少し短く感じられるかもしれませんが、サッと使って洗え、収納もしやすく、パンを切るのにちょうどいいサイズです」

つぶしがちな食パンもキレイに切れ、コンパクトなサイズ感は日常使いにもとっても便利。今のライフスタイルに合わせたこだわりの新商品です!