主婦業のかたわらエッセイストとしても活動する若松美穂さんが、楽しく、豊かに暮らすためのさまざまな工夫をつづります。 今回は、今年50歳になる若松さんの毎日のルーティンについて。

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今年50歳の私が自分のためにしていること~ルーティンを変えてみる~

毎朝、目が覚めたらスマホを取り出してニュースを見ます。ベッドから出たら、冬でも寝室の窓を2か所あけて空気の入れ替え。もろもろ用事をすませます。

 

写真:朝日が入るわが家の寝室
写真:朝日が入るわが家の寝室

窓を閉めに部屋に戻ったときには、その日の気分で好みのルームスプレーを振ります。「今日もがんばりましょう」と自分に声をかけるためのルーティンです。

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以前記事でも書きましたが、スマホを触る時間を夜から朝に変えたのは、大きな変化でした。

 

●自分の都合のいいときに家事を組み込む

主婦生活は25年が過ぎました。一人暮らしを入れたら家事歴約30年。この家事をするならこの時間、この手順で……と考えなくても体が動きます。でもそれが今の自分に合っているのかと考えたら、考え直した方がいいことがあります。
子どもも大きくなり、今のわが家族は大人の共同生活。「〇時までにお弁当をつくらなきゃ!」というような、家族のだれかに生活を合わせる必要は、ずいぶん少なくなりました。だからこそ、ここは変化のとき!

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家事を、自分の都合のいいときに組み込むことにしました。人によって異なるとは思いますが、私の場合、起きたてが最も頭が働くらしい。仕事であるカウンセリングや心理学講座がないのであれば、まずは記事を書きます。
今は『家事=朝』という過去の思い込みを手離し、午前中に頭を使うことや自分が苦手なことをするようにしています。