●ブラウン管テレビを手離せなかった親への対応
すべての画像を見る(全7枚)私の実家にはいまだにブラウン管テレビが存在しています。なぜ手放さずに持っているのかと問うと「もしかしたら使うかもしれないから」と回答が両親からかえってきました。
私の両親は不安からものを持つ思考タイプです。自宅にあるブラウン管テレビはビデオも見ることができるテレビデオ。ビデオの機能がついているから余計に「もしかしたら」と思って手放せないようです。
持っている理由がはっきりとしている場合は、無理に手放す必要はありませんが、質問をくり返すことで手放す方向が見えてきます。
・このテレビデオはいつ使う?
・ビデオテープにはなにが写っている?
・テレビ番組の録画?
・私たち家族のビデオ?
テレビ番組の録画のテープはもう見ないのでいらない。そもそもビデオテープ自体が劣化して今後見ることができなくなるかもしれない。ですから、家族が写っているものはDVDへダビングしてデータの移行をすることをすすめます。
ひと手間かけてビデオテープの必要性が無くなれば、存在していたテレビデオの家電も手放すことができます。
●親の言葉に耳を傾け「なぜ?どうして?」をくり返す
なぜ手放せないのか理由を知るためには、親の言葉に耳を傾けて理解していく必要があります。
たかが片づけではありますが、人が心身ともに健康で安全に暮らすためには片づけはとても大切な手段となります。そのためには、本人に納得してもらい、まずは使っていないものを少しずつでも見つけて、外に出すことがお片づけのスタートとなりますよ。