年末年始は福袋やセールなどで、新しい服を買う機会も多いですよね。ただ、服に関して「同じようなものを何度も買ってしまう」「どんな服を持っているのかいまいち把握していない」といった悩みがある人も多いのではないでしょうか? 気づけば、着ない服がどんどん増えていく、なんてことも…。
そこで、現在60代・カナダ在住のミニマリストでブロガーの筆子さんに、「着ない服」を増やさないためのコツを4つ教えてもらいました。

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「着ない服」を増やさないコツ。福袋やセールには注意

福袋やセールで新しい服を買う機会が多い時期です。しかし、たいていの人の家には、もう十分すぎるほど服があるでしょう。これ以上、服を増やさないコツを4つ紹介します。

 

●1.購入計画を立てる

服を持つ女性
「着ない服」を増やさないためには、購入計画を立てるのが大切(※写真はイメージです)
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その場の気分で、衣類を買うのではなく、購入計画を立てて、その計画にそって服を買いましょう。

年始めに、計画を立てるのはどうでしょうか? 今後1年で服の購入にかける予算、購入時期、購入アイテムなどを、1月のうちに、ある程度心づもりしてしまうのです。

計画の立て方はいろいろあります。

・金額を決める(給料の4%を衣類に使う・ワンシーズンに3万円衣類に使う)

・買う頻度を決める(ワンシーズンに1回買う・半年に1回買う・今年は服を買わない)

・買う時期とアイテムを決める(春に子供の入学式があるので、その前に新しいスーツを買う・ジャケットがぼろぼろなので、秋口に新しいダウンジャケットを買う)

計画を立てたら、忘れないように、手帳やノート、家計簿、デジタルなメモ帳などに書いておきましょう。

年頭に立てた計画に沿って購入すれば、セールや安売りで服を買うことに、自分でブレーキをかけられます。たまには失敗することもあると思いますが、計画を立てていないときよりも、満足度の高い買い物になりますよ。

筆子さん衣類
筆子さんが普段着ているレギンス、Tシャツ

私は、普段着る服も買う店も決まっており、レギンス、Tシャツ(半袖、長袖)を、だいたい2年半~3年に1回、買い替えています。

 

●2.所持している服を把握する

メモ
(※写真はイメージです)

どんな服をどれだけ持っているのか、棚卸しをして調べてみましょう。

持っている服の内容を把握していないと、同じようなものを何度も買ってしまうことがあります。また、服がありすぎると、選ぶのにも迷ってしまい「着るものがない!」と思いがち。

しかし、実際は、家の中に服はたくさんあります。所持している服のログがあれば、こうしたミスや錯覚を防げます。手持ちの服を一か所に集めて、1つずつ取り出し、記録しましょう。ここでも、自分に合った方法で、ログを取ってください。

いつでも見られるようにする方法は、以下のようなものがあります。

・すべてスマホで写真に撮り、専用のアルバムをつくる

・すべてノートにリストアップ

・デジタルなノートにリストアップ

・スケッチブックやカードにイラストを書く

・インスタグラムやSNSを利用する

服の数が多いと、棚卸しも大変になりますから、「1日15分」というように、短めの時間を決めて集中して行うといいですよ。棚卸しが終わるまでは、よほど緊急かつ重大な理由がない限り、服を買わないでください。

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ブログが筆子さんのワードローブノート代わり

私は手持ちの服はすべてブログに写真付きで公開しているので、この記事が私のワードローブのノート代わりです。
 
服の数が少なければ、とくに記録しなくても、クローゼットを見るだけで、全貌が分かります。