2作目は、一風変わったストーリーが人気のあの漫画
●長命のエルフが仲間の死に直面し...。一風変わったファンタジー
『葬送のフリーレン』山田鐘人/原作、アベツカサ/作画 小学館(1)~(6)
魔王を倒した勇者一行の魔法使い、フリーレンは長命のエルフ。魔王退治から50年後、かつての仲間の死をきっかけに、身寄りのない少女、フェルンとともに魔法収集の旅に出て、先々で仲間との冒険の痕跡をたどっていく。
●THE ALFEEもバンドとしてはエルフばりに長寿
人よりはるかに長命なエルフのフリーレンは、魔王退治という目的を達成し、10年間共に旅をし続けた人間の勇者ヒンメル、僧侶のハイター、ドワーフのアイゼンらと一旦別れます。50年後に再会を果たしますが、当然の事ながら、それだけ経てば人間は年をとり、風貌もそれなりに衰えています。自称イケメンの勇者ヒンメルがツルピカ老人になっていたのには思わずクスッとなりましたが......。
その後勇者ヒンメルの死に直面したフリーレンはエルフと人間の寿命の違いに戸惑い、もっと人間を知ろうと旅に出ます。とにかく物語全体に流れる時間軸が斬新で、エルフ視点の独特な思考など、色々考えさせられるファンタジーコミックでもありました。
THE ALFEEもバンドとしてはエルフばりに長寿で、この4月で3人年齢合わせると200歳になりました。もしフリーレンのように魔法が使えたら、直ちに魔王コロナを退治し、有観客ライブツアーの再開を図ります。(ESSE2021年7月号より抜粋)