天気に左右されずに洗濯物が干せる室内干しスペースはとても便利です。でも、家を建てる際、室内干しユニットを設置した日刊住まいライターは、もう少し時間をかけて検討しておけばよかった、と後悔していることがあるそう。 具体的には、子どもの成長にともなう洗濯物の量の増加や、室内干しユニットの容量、設置場所など。いったいどんなことに困っているのか、詳しく語ります。

天気に左右されずに洗濯物が干せる室内干しスペース
天気に左右されずに洗濯物が干せる室内干しスペースは、なにかと便利
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場所をとらずに部屋干し空間がつくれる

筆者宅は2か所に室内干しユニットを設置しました。1階にはパナソニックの「ホシ姫サマ」、2階には川口技研の「ホスクリーン」を選びました。どちらも天井に取りつけて使用しています。

1階に設置したパナソニックのホシ姫サマ

1階のホシ姫サマは竿1本タイプで、手動で上げ下げがでます。洗濯物を干し終えたら天井に近づけておけるので、室内がすっきり。使用していないときは天井の中に隠しておけるので生活感が出てしまうこともありません。

 

2階に設置した川口技研のホスクリーン

2階の部屋に設置したホスクリーンは、使用しないときは取り外せるスポットタイプ。天井にポールを取りつけて使用します。

ホシ姫サマのように上下に動かすことはできませんが、シンプルなつくりなので、圧迫感がないところが気に入っています。比較的価格が安いのも魅力で、筆者宅では使用頻度の低い2階の部屋に設置しました。

それぞれの室内干しユニットの性能は気に入っているのですが、設置場所や容量について、こうしておけばよかったと思う部分がいくつかあります。