フランスの世界遺産・モンサンミッシェル名物といえば、ふわっふわにふくらんだオムレツ。テレビや雑誌で一度は見かけたことはあるのではないでしょうか。このふわふわを家で再現できたら家族もびっくりしそうです。

そこで、本場フランスで料理を学んだというプロの料理人、「

ビストロ トリコヤ

」のオーナーシェフ岩田研一さんに、卵をふわふわにするコツを聞き、実際につくってみました。

お店で食べたオムレツ
プロがつくると、こんなにふわとろに!
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「モンサンミッシェル風オムレツ」の材料は卵と塩だけ!かき混ぜるときはフードプロセッサーで時短に

過酷なモンサンミッシェルへの巡礼に来た人々に精をつけてもらうため、つくられ始めたというこのオムレツ。専門店じゃなければつくれないイメージがありますが、じつはたったふたつの材料で、家でもつくれるそう!

【材料(2人分)】

・卵 4個
・塩 少々
・オリーブオイル 適量

材料はいたってシンプル! たったこれだけでふんわりしたオムレツがつくれます。

【つくり方】

(1) 卵をボウルに割り入れ、塩を加え、泡立て器でもったりするまでしっかりと混ぜる。

材料が入った写真

わが家にはハンドミキサーやミルク泡立て器がなかったので、今回はフードプロセッサーを使って卵を泡立てました。

1分間泡立てたらこんなことに。

フードプロセッサーで1分間泡立てると、こんな感じになります。

 

(2) オリーブオイルを引いたフライパンに(1)を入れ、弱火で5分焼く。

表面が乾いてきたら、半分に折ってお皿に盛る

(3) 表面が乾いてきたら、半分に折ってお皿に盛って完成。

 

工程としては以上なのですが、(3)の半分に折る箇所がいちばん難しかったです。

この写真は2度目にチャレンジしたときのもの。ここは何度も練習してテクニックをみがくしかなさそうです。

 

というわけで、完成したのがコチラ!

完成

プロの技にはほど遠いですが、分厚いオムレツができました。塩のみのシンプルな味つけなので、オムレツ自体はさっぱりしています。

厚みがすごい
厚みがすごい

教えてくれたシェフの岩田さんによると、「ホワイトソースや、しっかり味のついてる副菜を添えるのがおすすめ」とのことです。

スモークサーモンとともに

今回は、ホワイトソースを1からつくるのは面倒だったので、スモークサーモンと生ハム、そしてバターたっぷりのマッシュポテトを添えました。

 

確かにオムレツ自体は淡白な味わいなので、味のしっかりしているおかずと一緒に食べると、塩分が広がりおいしく食べることができそうです。

 

また、生クリームなどを入れてカスタマイズしてもいいかもしれません。シンプルな料理だけに、アレンジのバリエーションが広がりそうです。