テクニックいらずで簡単に本格的でおいしいナンがつくることができる、無印良品の大ヒット商品「フライパンでつくる ナン」。最近では、この商品を使ったアレンジレシピにも注目が集まっていることをご存じでしょうか? 今回は、フード系の資格を複数取得し、食に詳しいライターの高木沙織さんが、オリジナルのカレーまんづくりをレポしてくれました!
無印良品の「フライパンでつくる ナン」がすごい…!
「フライパンでつくる ナン」は生地をこねて伸ばしたら、あとはフライパンで焼くだけで本格的なナンがつくれるという優れもの。
●材料はたった3つ!「フライパンでつくる ナン」を使ってカレーまんに挑戦!
無印良品の人気商品「フライパンでつくる ナン」。
ナンミックスに水とサラダ油を加えてよくこねたら、フライパンで焼く。たったこれだけの簡単・シンプル・テクニックいらずの調理で、自宅で本格的なナンをつくることができる商品です。
いい感じに焼き色がついたナンの表面はパリッと、中はふわふわ・もっちりとしていて、ほのかに甘みがあっておいしいんですよね。さらには、驚きの190円という低価格! こんなにおいしいのに、この価格でいいの? とついまとめ買いをしてしまうのは筆者だけではないはず。
なぜなら、この「フライパンでつくる ナン」は、“ただのナン”としてカレーと一緒に食べるだけではなく、チーズを挟んでチーズナンにしたり、上に具材をトッピングしてピザ風にしたり、ハンバーガーのバンズ代わりにしたり…。はたまた、スコーンの生地にしたりとアレンジ無限大なのです。
●簡単すぎて、失敗のしようがない!?即リピ決定のカレーまんが完成!
今回は寒い時期に無性に食べたくなるカレーまん風にアレンジをしてみました! 果たして無事に完成するのでしょうか…?
使うのは、「フライパンでつくる ナン」と、無印良品の「素材を生かしたカレー 大豆ミートのスパイシーキーマ 180g1人分(350円)」、溶けるチーズの3つだけ。
【材料(2個分)】
- 「フライパンでつくる ナン(無印良品)」 1袋
- 「素材を生かしたカレー 大豆ミートのスパイシーキーマ(無印良品)」 1/2袋
- 溶けるチーズ 適量
※ナンミックスをこねる際の水、サラダ油、フライパンで焼くときのサラダ油は別
では早速、カレーまんの生地づくりから。
ボウルに、「フライパンでつくる ナン」と水(100ml)、サラダ油(5ml)を入れて、調理ベラでひとまとまりになるまで混ぜます。
初めのうちは、なかなかまとまらずポロポロ。
だけど、途中から手を使ってこねるとこのとおり。5分もこねれば、ツルンとなめらかなナン生地のできあがりです。
正直に言うと、もっちりとした重量感のある生地をこね続けるのは、ほんの少しだけしんどかった…。ですが、思っていたよりも生地が手にくっつきにくいし、無心になれるし。この過程、嫌いではありません。
あとは、生地を4等分にして丸め、ラップをかけたら室温で約10分寝かせます。
10分後。生地を薄く伸ばしたら、サラダ油をひいたフライパンで焼く。ここまでが、オリジナルナンのつくり方ですが、今回つくるのはカレーまん!
焼く前の生地の上に、あらかじめ電子レンジで加熱しておいた「素材を生かしたカレー 大豆ミートのスパイシーキーマ」をON。
その上に、溶けるチーズを適量のせて包んだら、丸く形成します。
ここで問題が発生。…はい、4等分した生地には収まりませんでした。
中身がムニッとはみ出してしまうので、4等分ではなく、2等分に急遽変更。気を取り直して、2個のカレーまんをつくることに。
これは、失敗…ではありませんよね? その証拠に、4等分したときよりも、カレーもチーズもたっぷり。
まーるく形成したら、油を薄くひいたフライパンで焼いていきます。
中火~弱火で、様子を見ながら3~4分。
焼き色がついたら、裏返して3~4分。
こんもりと厚みがあるので、しっかりと火が通るように上から軽く押して。
完成したカレーまんが、こちらです! 中華まんというよりは、長野の郷土料理・おやきに見えなくも…?
●早速実食!気になるオリジナルカレーまんのお味は?
これはずっしりとボリューミーな、“一応カレーまん”ということで。もしかしたら、蒸したほうがそれっぽく仕上がったかもしれませんね。ただ、とてつもなく簡単につくることができたのは、やはりフライパンのおかげでしょう。
半分に割ってみると、カレーとチーズがトローリ。ナンの生地にもちゃんと火が通っていて、ふっくらもっちり。ほっかほか。
見た目からもわかるように、表面はややパリッと。
中身のカレーは、肉の代用品として大豆ミート、そのほかにれんこんや数種類の野菜、豆乳などを煮込んだヘルシーなベジタブルカレーで、8種類のスパイスが効いたピリッと、ちょい辛のカレーなのですが、ナンの甘みとチーズのまろやかさと相まっていい塩梅です。
使用する材料からも、失敗する要素は見当たりませんが、想像以上のおいしさに即リピート決定! ナン生地でカレーまん。大いにアリです!