【相手が夫・子どもの場合】曖昧な表現はNG!近い関係だからこそ使いたい「言い換え」
「気心が知れた家族に対しては、『察して』の甘えから曖昧な物言いをしがち。お願いは具体的に伝え、してもらえたら感謝も忘れずに」(大野さん)
●夫が家事をちゃんとやらないとき
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余計なひと言/「なんで言ったことをやってくれないの?」
好かれるひと言/「夕方までに皿洗いをやってほしい」
【大野さんからのアドバイス】
「なぜ、なんで?」は相手を追いつめる危険なクエスチョン。夫には具体的にこうしてほしい、今後はこうしてなど、具体的に指示を出すのがポイント。
●子どもに勉強をしてほしいとき
余計なひと言/「勉強しなさい! あなたのために言ってるの!」
好かれるひと言/「お母さんと一緒に勉強しようか」
【大野さんのアドバイス】
「あなたのため」は親にとっての「自分のため」です。年齢にもよりますが、親も一緒に机に向かう姿をお手本として見せるのも、小さな子どもには効果的。
●子どもの行動を注意するとき
余計なひと言/「お店の中では走らないで!」
好かれるひと言/「お店の中では歩こうね」
【大野さんからのアドバイス】
行動を否定されるのは、子どもでなくてもいい気持ちがしません。「~しないで」より、「~してくださいね」と肯定形で伝える方が耳を傾けてもらえます。