40代を超えると、肌の明るさや透明感が印象の決め手になってきます。「疲れて見られる」「老けて見られる」といった悩みがある方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、2児の母で、40代に見えない透きとおるような明るい肌とかわいらしさが印象的な田中亜希子さんに、美肌を保つための秘密を教えてもらいました。
田中亜希子さんのくすみのない透明感が憧れ!パッと明るい印象肌をつくるコツ
すべての画像を見る(全9枚)「30代前半まで日差しを気にせず外出していた」と言う田中亜希子さん。意識が変わったのは、2人目の出産後に肌のくすみを感じたときだそう。
「肌色が変わるだけで顔が疲れて見え、気持ちまで沈んできて…。肌の明るさや透明感は、印象を変えるくらい大切だと痛感しました。そこから、シミケアなどスペシャルケアに力を入れるように。でも、手応えをなかなか感じられなくて…」
その経験から特別なケアをたすだけでなく、基本の洗顔から生活習慣までトータルで見直すことに。
「これらを続けることで、肌の明るさや透明感を少しずつ感じられるように。生活のなかでムリなくできることを続けて、健康的な素肌づくりを目指しています」
●マスクでも明るい肌に見せるコツ
・おでこにしっかりツヤ感を出す
「目立つ部分を明るく見せると効果的。見える面が広いおでこは、スキンケアやメイクでツヤをプラスします」
・マスクは肌になじむベージュやピンクを
「顔に密着するマスクは、顔の一部のようなもの。肌が暗く見えないように、くすみ感のない、明るい色を選びます」
・前髪は横に流して髪はスッキリとまとめる
「おでこや眉毛を出すと、顔回りが軽やかに。肌だけでなく表情も明るく伝わりやすくなります」
暮らしのなかでムリなくできるケア&生活習慣で、くすみ知らずの肌をつくる
田中さんが肌のためにしていることは、暮らしのなかでムリせずできるものばかり。続けるための、こだわりの美容ルールをご紹介。
●ビタミンCを積極的に。くすみ予防を意識した食生活を
肌の透明感を高めるため、ビタミンや糖質を意識しています。
「いつも旬の野菜や果物を食卓にならべています」
糖質の多いお菓子は昼間なら食べてもOKに。我慢しすぎは禁物!
●寝る前の入浴でゆっくり体を温め、巡りをスムーズに
入浴は、子どもにじゃまされずにゆっくりと時間がとれるいちばん最後に。
「肌の血色感を高めるため、体をじっくり温めて代謝や巡りを整えています。角質&保湿ケアができる泡タイプの入浴剤がお気に入り。黒ずみの気になるひじを優しくクルクルなでてボディケアをしながら入浴しています」
●メイクと同じだけスキンケアにも時間と手をかける
朝晩の洗顔では、汚れやメイクをきちんと落とすことを徹底。
「肌の受け取る力を高める、落とすケアを丁寧に。さらに、メイク前の保湿で肌のキメをしっかり整えると、メイクの仕上がりやもちがアップするのを実感しています」
●外出時はUVカットのメガネが年じゅう必需品!
メガネをUV対応のレンズに。
「デザインは、時季や場所を選ばずかけられるものに。子どもの野球観戦など長時間屋外にいるときは、帽子と合わせて紫外線をダブルでブロック」
●エクササイズ動画で楽しく体を動かして気持ちをリセット!
エクササイズは、隙間時間に家で気軽に。
「動画を見ながらだと、体を動かすことに集中できて無心になれます」
終わったあとは体も心もすっきり!
●肩甲骨回りをほぐして顔の血流もアップ!
自粛生活で買い物の量が増え、意外に肩や首に負担がかかっています。
「肩や首のコリは顔のくすみにつながるので、ひじで円を描くように肩甲骨を動かして。その都度こまめにほぐします」