ESSE1月号からスタートした新連載「ドルオタが行く!」の記念すべき第1回に登場してくれたのが、国宝級の美貌と心を揺さぶる演技で注目の2.5次元俳優、崎山つばささん。

崎山つばささん
崎山つばささんインタビュー

崎山つばささんにインタビュー!「過信はしたくないけど、自信はもちたい」

12月4日から上演の主演舞台『幽☆遊☆白書 其の弐』についてや、自粛中に感じた演劇への思い、理想の初デートプランまで、誌面では紹介しきれなかった崎山さんの魅力たっぷりなインタビューをお届けします!

●新しい形のコミュニケーションの取り方を模索して挑戦してました

Q1.自粛中に役者としての考え方などに変化はありましたか?

役者同士で食事にも行けない状況だったので、今までやったことないオンライン飲み会をしてみたのですが、それが意外と楽しかったんです。そうやって、新しい形のコミュニケーションの取り方を模索して挑戦してみました。小さな一歩でも踏み込んでみたら、意外と大きな一歩につながっているって思えたのはすごく自分の中で大きいですね。

そんな状況から、夏に主演舞台『死神遣いの事件帖』を成功できたことは、とても自信につながりました。初日のカーテンコールでいただいたスタンディングオベーションは、今までとは少し違いましたね。より演劇への愛が深まったし、大切に思った瞬間でした。

Q2.大好評だった舞台「幽☆遊☆白書」の続編が決まったときの心境は?

昨年夏の第1弾の公演中から、キャストみんなで「絶対に続編をやりたいね」という話はしていたので、1年ちょっとで続編が決まったのは、純粋にうれしいです。なによりひとりも欠けることなく同じメインキャストでやれるのが、とても心強いですね。

Q3.舞台「幽☆遊☆白書 其の弐」の見どころ、また、ご自身が楽しみにされていることを教えてください

前作に比べ、アクションシーンがよりパワーアップしています。幽助だけじゃなく、桑原(郷本直也)も蔵馬(鈴木拡樹)も飛影(橋本祥平)も、みんなが妖怪たちと戦うので、自分のシーンよりもほかの人の戦うシーンを早く見たいな(笑)。その4人がタッグを組むのも初めてですし、絆や友情も感じてもらえるんじゃないかと思います。

幽助に関しては、脚本を読んだときに前作からひと回り大きくなった印象をいちばん感じました。それをどう表現するかが僕の今回の課題なのかなと思います。

●中学時代は野球一筋。役者になるなんて思ってもいませんでした

Q4.中学生の頃は、どんな少年でしたか?

坊主頭の野球少年でした。中学3年間は野球のことしか考えていなくて、男友達とばっかり一緒にいたので、ぜんぜんモテなかった(笑)。当時、西武ライオンズの松井稼頭央選手が大好きであこがれていて、松井選手の本を読んだりしてかなり崇拝してましたね。だから、文集にも将来の夢はプロ野球選手って書いていたし、役者を目指すなんてことはまったく考えていなかったです。

Q5.おふくろの味といえば?

母親のつくるコロッケが本当においしくて。つくり方を教えてもらったこともあるのですが、意外と面倒で自分でつくるのは諦めましたが…(笑)。そのときに、手間をかけた分、このおいしさにつながるんだなと感じましたね。

Q6.料理好きな崎山さんですが、最近つくっておいしかったものは?

豚のショウガ焼きです。豚肉は疲れたときに食べるといいと聞くので、舞台中にもよくつくるのですが、みりんと砂糖の代わりにはちみつを使ってみたら、すごくおいしくできて! 今まで食べたショウガ焼きに比べてすごく味が締まっていて、それは自分のなかでヒットしました。

Q7.理想の初デートプランを教えてください

クリスマスシーズンだったらイルミネーションですよね。僕の出身地の千葉にある東京ドイツ村のイルミネーションがすごくきれいなので、そこで観覧車に乗るとか。ベタですけど、逆にそういうデートをしてみたいな。一緒にきれいなものを観ると、感動を共有できるのがいいなと思います。夏なら花火とか、季節ならではのものを一緒に楽しむっていうのは取り入れたいですね。僕はサプライズ好きなので、なにか用意するかも(笑)。

●家が好きすぎて、ノリが悪いと思われてしまう(笑)

Q8.自分の性格で直したいと思っていることはありますか?

家が大好きで、いったん家に入ってしまうと、お誘いがあってもどこにも行きたくなくなっちゃうんですよね。だから、ノリが悪いって思われて(笑)。おかげでだんだん誘われなくなってきているので、そこは少し直したほうがいいかなと…。

Q9.ファンの言動でうれしいことを教えてください

イベントなどでファンの方の相談に答えたりすることがあるのですが、その事後報告がもらえることかな。僕の意見をうのみにしてほしくはないのですが、たとえば、「転職で迷っているときに『自分のやりたいことをやったほうがいいよ』と言ってもらったおかげで、こういう仕事につけてこういう発見がありました」とか、背中を押してもらえたとか。僕の言動がファンの方の役に立ったり、一歩踏み出す力になったのかなと思うと、うれしいですね。

Q10.神社巡りが趣味の崎山さん。おすすめの神社を教えてください

千駄ヶ谷にある鳩森八幡神社は、雰囲気もよくておすすめです。東京屈指のパワースポットと言われていて、1年じゅう登って参拝できる富士塚があったり、鳩の形をした鳩みくじもかわいいですよ。

Q11.「これだけはだれにも負けない!」ということは?

根拠のない自信かな(笑)。なにをするにしても、過信はしたくないけど自信はもちたい。新しいことを始めるときも、いつも「まあ大丈夫でしょ」と思うタイプなんです。もちろん不安になる瞬間もあるし、迷ったり後悔するときもありますが、それも含めて全部経験だなって。基本的に、楽観主義なんです。性格的に前向きなので、そこは強みですかね。

ESSE1月号

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【崎山つばささん】

1989年、千葉県生まれ。2014年、舞台で俳優デビュー。ミュージカル『刀剣乱舞』など2.5次元舞台を中心に活躍。’17年にCDデビューしアーティストとしても活動している。舞台「幽☆遊☆白書」其の弐(東京公演:2020年12月4日~15日、ステラボール/大阪公演:12月18日~20日、COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール/京都公演:12月23日~30日、京都劇場)に主演。