●多忙すぎた毎日…。時間のゆとりが持てるように!

「朝、お弁当のために早起きしなくてよいのでラクになりました。お昼もお弁当箱につめなくてよいので、料理の種類や品数を気にしなくてよくなりました」(東京都・主婦・49歳)

「学校だけでなく、塾も休校になったので、夕方から夜の時間も子どもとゆっくりと過ごせているのがよかったです。今までは、塾の弁当や夜は駅までお迎えに行ったりと、慌ただしい生活を送っていたので…」(東京都・公務員・43歳)

「塾や部活も休みになり、みんながゆっくりできています。会話も増えたし、私も送迎の負担がないのでラクです」(徳島県・パート・46歳)

家族が休校だけでなく、習い事なども自粛している昨今、子どものためのお弁当づくりや送迎の負担が減ったという声が寄せられています。

「小学生になるとなかなかゆっくり時間を一緒に過ごすことがないので、じっくりゆっくり過ごすことができて、大変だけどそれもまたいい時間です」(滋賀県・主婦・37歳)

●会話は増えたけど、スマホを見ている時間も増えた

しかし、家の中で、ただダラダラ過ごしてしまうことに不安を感じている人もいました。

遊んでいる子どもの様子
家で遊ぶ時間や家族のコミュニケーションが増えたという人も(※写真はイメージです)
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「子どもとの時間が増えて、みんなで家庭用ボードゲームなどをして盛り上がったりしています。でも自分から勉強やお手伝いはしません。ゲームやスマホを触る時間が増えてしまっています」(神奈川県・主婦・39歳)

「子どもがダラダラ過ごすこと、勉強しないこと、ゲームやスマホの時間が増えることが困りごと。家の中でこもりきりなのも考えものです」(東京都・アルバイト・41歳)

「子どもたちがゲームやタブレットを見ている時間が増えてしまい心配です」(神奈川県・アルバイト・42歳)

●家での自主学習はもう限界…

「子どものモチベーションが下がり、勉強は頭に入っているのか微妙な感じです」(栃木県・主婦・34歳)

「自宅だと勉強が時間通りには進まなくて、だらけてしまいます」(愛知県・主婦・39歳)

自宅で子どもたちに勉強をさせておくことに、限界を感じている人が増えているようです。

●子どもが家にいると親も息抜きできない…

「一人っ子なので、家にいると私と二人っきりになってしまいます。ときどき友だちと公園に行きますが、健全な高校生が本当に、かわいそうになります。部屋だと勉強しないからと、リビングで勉強をすることが多いのですが、おかげでテレビがなかなか見られないんです…」(神奈川県・主婦・46歳)

「子どもたちがずっと自宅だと自分の息抜きの時間がないのが苦痛です」(神奈川県・講師・44歳)

●子どもたち運動不足も深刻化…。ストレスの発散場所は?

「子どもは運動不足で、暇だから食べるし、毎日公園に行くけれど、親の体力も時間も奪われて困っています」(大阪府・主婦・42歳)

「子どもは公園で遊んでもよいと発表されてからは、外遊びもできました。でも、それまでは家で缶詰め状態で、学校からは大量の課題が出されるし、子どものイライラが募っていきました」(神奈川県・アルバイト・42歳)

「子どもが発散できる遊び場がないのが困ります。よかったことは、兄弟がいるので私が買い物に出かけても、子どもたちだけで留守番ができることです」(千葉県・主婦・45歳)

●メンタルに影響が出始めている子どもも…

「上司がテレワークを認めてくれませんが、家族で協力することの大切さがわかりました。末っ子が情緒不安定気味です」(東京都・会社員・48歳)

「姉と弟が喧嘩しがち。遊ぼうと言われて私が一日相手をしないとだめで大変です」(東京都・主婦・31歳)

体育や音楽など、机の上の勉強だけではなくバランスのいい時間割で学校生活を送ってこれた子どもたち。休校によって、友達との交流機会も減り、ストレスも増えている様子。
学校生活がいつから再開できるのか、早めに見通しが立てばいいという親たちの切実な声も上がっています。一刻も早い事態の収束を願うばかりです。