職場のバレンタイン風習に反対!いちばん困っていたのは…?

ハートを受け取って驚く男性
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女性社員が男性上司や同僚に対してバレンタインチョコレートを贈るか否か。これは、近年、賛否がありますが、読者はどう思っているのでしょう? まずは肯定派の意見から。

●【肯定派】「日頃の感謝の気持ちを伝えるいい機会」

「部署の上司に女子でお金を集めて毎年買っています。お年玉に近い義理的な感じになっていますが、年に1度だけの感謝の気持ちと思えば負担ではない」(派遣社員)
「女性職員から男性職員にチョコレートを配ったことがあります。お返しにイチゴ大福が配られるので、そういうやりとりのない職場となった今はさみしく感じています」(公務員)
「出張のたびにお土産を買ってくれるので、バレンタインは感謝の気持ちを返す機会でよいと思っている。お返しはいらないというものの結局、もらうんですけどね(笑)」(会社員)
「男性陣も楽しみにしていると思うので、あげたい。いつもありがとうと言う機会がないので」(会社員)

●【否定派】「お金がかかるので廃止になってほしい」

「正直、会社の人に渡したくないです。めんどうくさいですし、人数も多いし、お金もかかることなのでやめたい」(会社員)
「一度あげてしまうと毎年続けることになるかと思い、みんなでだれにもあげないというルールに決めました」(アルバイト)
「前の職場が女性2人、男性が18人。2人で18人分買うのは高かった。バレンタインはナシにすると会社で徹底してほしいです」(専業主婦)
「会社の福利厚生でやりとりすればいいのでは。お返しも男性側の負担になるはず」(専業主婦)
「歯科医院で勤めていた頃、院長にチョコをあげるルールがあったものの、普段からパワハラをする人だったので、苦痛で仕方がなかった」(会社員)

実際、廃止になっている企業も多いようです。

「上司がお返しが大変だということで廃止になりました」(会社員)
「かつては、女性陣でお金をあつめて男性たちにチョコを渡す風習がありましたが、買いに行く負担があり、結局多数決で廃止に決めました」(パート)

●じつは、職場の義理チョコにもっとも困っていた人は…?

テーブルで話し合う夫婦

チョコをあげる当事者同士も大変ですが、じつは、夫がチョコをもらってきて困っているという意見も多数集まりました。その困っている張本人とは、妻たち。

「主人がもらってくるチョコのお返しに困るので、もらってこないでほしいと毎年思う」(専業主婦)

「夫が、女子社員数人からもらってくる。もらうのは集団だが、個々にお返しをしないといけないのが、割に合わないのでやめていただきたい」(専業主婦)

「主人がもらってきたバレンタインのお返しは結局、私が買いに行かなくてはいけないので大変です」(自営業)

「お返しを考える私のセンスが問われることになるので、廃止してほしい」(専業主婦)

「迷惑。夫がもらってきますが、義理で安いものをあげるくらいならいらない」(パート)

夫がもらってきたチョコレートへのお返し選びをすることになる妻たち。女性社員の意見では、「お返し目当てで上司にあげています。ホワイトデーは奥さまのセンスが問われるところです(笑)」(会社員)といった意見もありましたが、妻たちの苦労を考えると確かに涙ぐましいです。

夫がチョコをお土産に帰ってくること自体は、子どもたちには喜ばれる様子。

「主人が仕事先や会社からもらってきたチョコをもらい、子どもたちと一緒に食べるのをひそかに楽しみにしています」(専業主婦)

「家族でおいしくいただくのがイベントになっています。お返し選びはプレッシャーではありますが、普段交流のない主人の会社の女の子たちとコミュニケーションが取れるいい機会なので、楽しむようにしています」(パート)

贈る側、もらう側、双方が負担にならない楽しいイベントになっていくといいですよね。