キャッチフレーズは「夢は紅白! 親孝行!」。2年連続紅白歌合戦出場を果たした、異色の“スーパー銭湯アイドル”、純烈。
彼らの軌跡を取材した書籍『白と黒とハッピー~純烈物語』(鈴木健.txt著、扶桑社刊)の出版記念イベントが本日、東京・池袋で開催されました。酒井一圭さん、白川裕二郎さん、後上翔太さん、小田井涼平さんの4人が、笑いあふれるトークを披露してくれました。
純烈、新メンバーはシニア?「楽屋で入れ歯を洗っているところが見たい!」
●純烈はメンバー出入り自由
昨年は女性問題で、メンバーが電撃脱退した純烈。
昨日1月23日に脱退を発表した「欅坂46」のエース平手友梨奈さんの話題から、記者から飛んだ「絶対的エースはいますか?」という質問に、いきなり「やめたメンバーが絶対的エースです」とブラックジョークを飛ばす小田井さん。
リーダーの酒井さんは、「純烈は出入り自由。新陳代謝的にもそろそろメンバーを増やしたい」と語ります。
「ただし、それは単純な若返りではなく、60代、70代の新メンバーもあるかも。何歳でもチャレンジできるような企画にしたいです。『65歳で定年した』という人を入れるかも」とシニア純烈の可能性を熱く提示。
「楽屋で入れ歯を洗ってるところが見たいね」とほかのメンバーも盛り上がりを見せました。
●ラーメン屋のように暖簾分けして量産型を狙う
じつはすでに、若い人からおじいちゃんまで、純烈への加入希望が、毎日事務所に届いているそう。
「ここでしか言えないけど、全国オーディションでね、メンバーを募集したいですね。すばらしい人がいっぱいいたら、新しいグループをつくればいい。それで、ラーメン二郎や大勝軒のように暖簾分けして、それぞれが新店長のようになって新しいグループをつくってしまう!」(酒井さん)
「そうやってグループを量産して、最近手薄になってきた全国の健康ランドに送り込みたいですね」と冗談めかしながら野望を語ってくれました。
●白と黒のハッピでとってもハッピー!
ちなみに、この日は私服の上に白と黒のハッピを羽織って登場してくれたメンバー4人。
「本のタイトルが『白と黒とハッピー』だから、『ハッピ』と『ハッピー』をかけたダジャレでこんなかっこうになったのですが、ファンはこんなハッピでもほしいと言ってくれる」と小田井さんが言うと、「ビジネスのにおいがしてきたね。ご近所のあつまりや町内会の盆踊りに着て行ってほしい!」とノリノリの後上さん。
お風呂グッズやシャンプーハット(!)など、2020年は純烈らしい新しいグッズの開発にも積極的な意欲を見せる4人。
そんな4人の魅力がたっぷりつまった『白と黒とハッピー』。
「普段の取材では言ったことの7~8割がカットされてしまう。でも、この本は全部、僕の言った言葉で書かれていました。自分たちの言葉を大切にしてくれている一冊です」(白川さん)
「この本は僕らにとっても10数年の歴史を振り返るバイブルのような本、すみずみまで読んでいただいてから、僕らの顔を見てもらうと、今までとはまた違った一面が見えると思う」(小田井さん)
情熱と笑いに満ちたトークショーは大盛況。2020年も彼らの勢いは止まりそうにありません。
『白と黒とハッピー~純烈物語』(鈴木健.txt著、扶桑社刊)には、デビューから10数年の長い下積み生活、衝撃的なメンバーの脱退を乗り越え、2年連続紅白出場を果たすまでが描かれています。ビジネス書としても興味深い本書。ぜひチェックしてみてください。