受験シーズン真っ盛り。忘れられない「受験の思い出」、あなたにはありますか?

ESSE読者266人にアンケートを実施し、自身の受験を振り返ってもらったところ、予想外のハプニングや、家族からの心温まる応援など、たくさんのエピソードが集まりました。

入学試験会場に向かう学生
忘れられない受験の思い出は?(写真はイメージです)
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まさかの出来事!ESSE読者が忘れられないあの日の受験

●冬なのに試験会場が暑すぎて集中できない!

当日の天気が悪かった、受験会場の室温に気を取られた…という声が多く見られました。寒さ対策には重ね着で、試験会場の気温に合わせられるようにしておくと安心ですね。

「高校受験のとき、厚着してカイロもたくさんはっていったら、気候がよく暑すぎて全然集中できなかった。午後は本当に眠くて、眠気との戦いになってしまった」(Sさん)
「大雪で電車が止まってしまい、最寄り駅まで歩いて行きました。クタクタでテストのことは覚えていません」(Oさん)
「面接前に廊下で自分の番を待っていたが、あまりの寒さでガタガタと震えて、誘導係の先生に心配された」(Iさん)

●緊張しすぎて、解けるものも解けず…

緊張は試験の敵。普段ならやらないようなミスも起きるのが受験です。

「緊張で、BEERとBEARを読み間違えて、最後まで長文が解けなかった」(Mさん)
「面接の際、緊張しすぎてリュックサックを背負ったまま挨拶。おろすタイミングを見失ってしまった」(Sさん)

●試験当日に食べた忘れられない味

食事やお弁当で、親からの激励を感じ、感動したという声も。

「中学受験の受験当日の朝ごはんが、ステーキ(敵)とトンカツ(勝つ)だった」(Tさん)
「お弁当のご飯の上に、のりで“ガンバレ”のメッセージがあり、嬉しかったです」(Iさん)
「友達は、お弁当に母親からの手紙が入っていて、お昼タイムに泣いていた」(Mさん)

●思い出すと笑える!うっかり・ほっこりエピソード

合格者発表
忘れられない受験の思い出は?(写真はイメージです)

クスッと笑ってしまうようなかわいいエピソードもたくさんありました。

「京都の北野天満宮へ合格祈願に行ったが、絵馬に書いた学校名の漢字を間違えていた。でも受かりました」(Tさん)
「大学受験のとき、それまでほとんど一人で電車に乗ったことがなかった私が、在来線を見て『これが地下鉄?』と発言。受験以前の問題だと、母を心配させてしまいました」(Oさん)
「受験当日、見送りに来てくれていたはずの父が、電車の方面を間違えました。本命でなくてよかったとはいえ、『自分がしっかりしなきゃ!』と気を引き締めたことを覚えています」(Mさん)
「センター試験の席が、気になる彼の斜め後ろだったので、あき時間に『どうだった?』と話ができました。お昼ごはんも一緒に食べ、『これどうぞ』『じゃあお返しにコレやるわ』とおやつの交換なんかもして…。別の意味でドキドキして落ち着かないテストでした(笑)」(Tさん)

●結果発表は悲喜こもごも

結果発表までが受験。残念な思いをした人も、家族の優しさに触れる機会となったようです。

「すべり止めしか受からなかった大学受験。父がシラフでは声をかけれなかったみたいで、酔った勢いで寝ている私の布団に乗っかり、『Kちゃんが受かった学校なら、お父さんはどこでもいいから!』と慰めてくれたことは、今でも記憶に残っています」(Kさん)
「志望校に落ちたとき、父が笑顔でねぎらいの声をかけてくれて、救われた気がした」(Wさん)
「結果発表を兄が見てくれたのですが、『不合格だったよ』と電話越しに言われてショック…。が、受験番号を見間違えていて、本当は合格だったと数分後に訂正の電話がかかってきました。まさに地獄から天国へ…を経験しました」(Kさん)

受験は人生の一大イベントのひとつ。何年たっても忘れられない、強烈な経験をもつ人が多いようです。
残念な結果だったとしても、それが必ずしもいやな思い出ではない、というのが印象的でした。