現在、受験シーズン真っ只中。お子さんが今年受験という方は、緊張感をもって過ごされているのではないでしょうか。
ESSE読者266人に「子どもの受験」をテーマにアンケートを実施。受験生の親として気をつけていることや、悩みなど、リアルな声を紹介します。
受験生をもつ親がこの時季もっとも気をつけていることとは
●受験生の新必需品!?クレベリンの所持率高し
子どもの受験を控えたこの時季に気をつけていることとして、ほとんどの人が挙げたのが体調管理。とくに、インフルエンザにかからないようにさまざまな対策を行っていました。
「いつもより念入りに手洗い・うがいをするように声かけしています」(Tさん)
「緑茶を毎日飲ませています」(Mさん)
「1月1日から受験が終わるまで、家族全員が毎日1本R-1ヨーグルトを飲むことに」(Kさん)
「クレベリンを家に置いて、首からも下げています」(Sさん)
「入試前日から終わるまでの間、食事は全部手づくり」(Hさん)
「部屋の加湿や子ども部屋の空気の入れ替えを怠りません」(Mさん)
●モチベーションを上げる!ゲン担ぎの定番料理
ゲン担ぎ料理として定番のトンカツ。最近は「消化が悪いので避けた方がよい」という意見もありますが、「受験前日の夕食はカツを出します」(Tさん)「消化が悪いと言われていますが、やっぱりカツ! うちは平気です」(Kさん)とまだまだ根強いよう。
一方で、「子どもに『カツ丼は試験後につくって』と言われました」(Kさん)と、お子さんが自ら指定するご家庭も。
キットカットやカール(受かーる)など、合格のゲン担ぎをしているパッケージのお菓子を買ったという声もちらほら。
手軽に糖分補給できるキットカットが人気の様子です。
受験生の親の悩みは尽きません
受験するのは子ども本人。とはいえ、親も平常心ではいられません。この時期に悩みはつきものです。
●子どもの成績が心配!
「秋に成績がどん底まで落ち、ほんとに受かるか心配」(Tさん)
「高額な夏期講習を受けるも、成績が落ちてしまいました…」(Kさん)
「とにかく勉強をしないことが悩み。高い塾代がかかっているのに、見守ることしかできず、イライラすることもあります」(Tさん)
「親の不安や心配が子どもに影響しないように、一生懸命全力で取り組むことに意味がある、と明るく前向きでいるように心がけている」(Mさん)
子どもに勉強をさせようとして、ケンカが増えたという悩みも。
「子どもに勉強のやり方や受験に対する意識のもち方をアドバイスするなかで度々言い争いになり、疲れてしまいます」(Nさん)
●受験への親の関わり方
また、親がどこまで関わるかというのも難しい問題。
「小学受験だと、ほぼ親の意志。そこまで子どもにレールを引いていいのか迷います」(Eさん)
子どもの中学受験を経験して、本人以上に母親が大事だと痛感した人も。
「やりたいことを我慢してやらなくてはならないことに取り組むように仕向けたり、学習時間の管理、塾の先生との面談や連絡など親の負担は大きいです」(Iさん)
夫婦の意見のすり合わせも、意外とできていないことがあるようです。
「中3の11月まで公立志望だったが、今まで無関心を装っていた主人がしゃしゃり出てきて、私立第一志望になってしまった。もっと早くから夫婦で意見をすり合せていればと後悔しました」(Mさん)
「息子は県立に行きたがっているのに、夫が突然私立がいいと言いだして困りました」(Kさん)
子どものいる家庭では、なかなか避けて通ることのできない受験問題。受験生の皆さんが、悔いのない結果になりますように。