●国産とフランス産のバターの違いは?断面や味わいを比較

断面を比較する画像
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使用しているバターや製法にもお店の個性がキラリと光るクロワッサン。真ん中を半分にカットして断面とともに食べ比べした感想をチェックしてみましょう。

まずは国産バターが使われているこの3つから!

国産バターが使われているクロワッサンの断面の様子

北海道産の発酵バターを使っているメゾン・ランドゥメンヌのジャポネは断面の層のふくらみがいちばんしっかりしていました。味はさっぱりとしていて、クセがありません。

真ん中の365日のクロワッサンは、カルピス社の発酵バターが使用されています。サクっとした軽やかな食感で、上品な味わい。香りは弱めです。

パスのクロワッサン

右のパスのクロワッサンは、今回の6つのなかで、もっともやわらかく、手で持っただけでも指の跡が残ってしまうほど。

手動のパイシーターで手折りしてつくられており、しっとりとなめらかな食感で、香りも際立っていました。

つづいて、フランス産のバターを使っている3つ!

フランス産のバターを使っているクロワッサンの断面

メゾン・ランドゥメンヌのフランセは、レスキュールAOC発酵バターを使っていて、濃厚な甘みが特徴です。表面のサクッとした食感も印象的。

真ん中のエシレ・メゾン デュ ブールのクロワッサンは小振りではありますが、日本にもファンが多いエシレバターが原料の50%に使われているぜいたくな逸品です。

エシレ・メゾン デュ ブールのクロワッサン

買ったときに、オーブンシートが添えていたクロワッサンもエシレだけ。食べた瞬間にジュワッとバターの味が広がります。

今回ご紹介しているお店のなかでは、唯一、バターの有塩もしくは無塩を選べるので、サンドイッチに使うのか、そのまま食べるのかなどで買い分けできるのもいいですね。

ピエール・ガニェール

右のピエール・ガニェールは、芳醇な香りにびっくりしました。パリっとした表面とは裏腹に、しっかり焼きこまれていて噛むごとにバターのジューシーさを感じられる独特な味わい。コスパもいいし、毎日でも食べたくなるおいしさです。

6種類のクロワッサンの画像

どのお店もちょっと値は張りますが、素材や製法にこだわっていて、豊かな風味に大満足できるクロワッサンばかりでした。ぜひ休日の朝食に、おいしいパンを買いに出かけてみてはいかがでしょうか?