キッチンで作業をしていると、「今何時?」と時間を確認したくなることが多々あります。そのたびに別の部屋に時間を確認しに行ったり、携帯電話を見たりするのは面倒なもの。
そこで今回は、ライフオーガナイザーの田川瑞枝さんに、おすすめの時計を伺いました。「キッチン回りで大活躍している」という無印良品の時計と、さまざまな活用法を語っていただきます。
ミニサイズだからキッチンにぴったり!無印良品の「駅の時計・ミニ」
わが家のキッチンはリビングと対面していますが、目の前に時計がないので、確認するときはわざわざ回り込んで見に行かなくてはならず、大変不便でした。
かといってキッチンに大きなかけ時計を設置する場所はなく…。
そこで小ぶりで壁つけできる、見やすい時計を探したところ、見つけたのが無印良品の「駅の時計・ミニ」(2890円)です。
「駅や街頭の時計に使用されている文字盤をそのまま用いた、ミニサイズの駅の時計」というこの商品。サイズは、幅71mm×奥行20.5mm×高さ50.5mm、重さは50gです。
電池はアルカリボタン電池(LR44)を1個使用なので、薄型軽量で持ち運びも便利。
この時計のいちばんのポイントは、裏面についているマグネット。時計の裏にマグネットがついているタイプはあまり見かけません。
キッチンには磁石がくっつく場所がたくさんあるので、ピッタリです。
ミニサイズなのもポイント。
キッチンは油煙が付着するので、あまり高いところに時計を飾ると掃除が大変です。その点、この時計は高いところに固定するのではなく、どこにでも設置可能なタイプ。
油煙が付着する前にいつでもお手入れできるので、キレイな状態を保てます。
私は、換気扇の側面に取りつけています。
この場所は、シンクに立ってちらっと横を見上げたときに目に入る場所。ここなら1歩も動かずに時間を確認できます。
ただ、調理をするときは熱をもつといけないので、キッチンカウンターの上に置いています。
いちいち取りはずすのは大変に感じるかもしれませんが、このタイミングでふき掃除をするので、キレイを保ててちょうどいいのです。
冷蔵庫に設置するなら、あけ閉めの振動が気にならない側面がいいですね。
●ブックエンドにミニ時計をくっつけると、どこにでも置けて便利!
ひとつ残念なのは、後ろにマグネット以外の取りつけ口がないので、コンクリートの壁など、磁石がくっつかない素材には取りつけられないこと。
そこで一工夫!
100均などで売っている金属のブックエンドをスタンド代わりに使ってみました。マグネットがピタッとくっつきます。
これなら持ち運びもできるのでどこでも置けます。勉強机に置いてもいいですし、棚などに文庫本を立てかけながら、という使い方もできますよ。
時計というと、固定した状態で使うイメージですが、使うときと場合によって移動させることができるのが、ミニサイズのよさです。
また、時計型のマグネットとしてメモを挟むこともできるので、お出かけ時間やおやつタイムの確認などとしても使えますね。
ボタン電池使用なので、小さな子どものいるご家庭では、使用ずみ電池の取り扱いにはくれぐれもお気をつけください。