インスタグラムでお弁当術が人気を呼び、本も出版したMAYAさん。「簡単なのにおいしくて満足!」と評判です。

のっけ弁のアイデア
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そんなMAYAさんは「お弁当のつめ方に関する悩みをよく寄せられますが、『おかずはご飯にのせる!』と割りきるのもひとつの手ですよ」と言います。

そこで毎日のお弁当づくりがラクになる、のっけ弁のアイデアを教えてもらいました。

のり弁当の簡単なつくり方。のっけるだけで完成

つめ方が難しいお弁当は「おかずはご飯にのせる!」と割りきって、のっけ弁にしてしまうと気持ちがラクに。
なかでも王道の「のり弁」なら、むしろごちそう感が増して、子どもにも喜ばれます。

「のり弁」なら、むしろごちそう感が増して、子どもにも喜ばれます。

重なり合うのりとおかかに白ご飯、上にのったおかずは揚げ物に焼き物に煮物に漬け物と、なんでもござれ!
とくに考えることなくのっけてしまっても、不思議とおいしそうに見える気がします。

ぶきっちょさんにこそおすすめの「のり弁」! そんなのり弁をよりおいしくするグッズとレシピをご紹介します。

●子どもでも食べやすいように、のりカッターを使う

子どもでも食べやすいように、のりカッターを使う

のり弁を食べているときに、のりが箸で切れずに全部びろーんと取れてしまうこと、ありませんか?

それもまた「のり弁を食べる楽しさなのかな」とも思いますが、小さい子どもやお年寄りにはちょっと大変。早摘みのやわらかいのりを使えば切れやすいですが、毎日のお弁当にそんな高級品は使えません。

毎日のお弁当にそんな高級品は使えません。

そんなときは、こちらの「パリパリのり切り隊」でのりに無数の穴をあけます。

マットの上にのりを置き、細かな突起がついた穴あけ器を上から押しつけると、のりにこまかくて見えないくらい小さな穴があきます。これで、のりびろーんは解決。おにぎりやおにぎらずにもピッタリです。

ネットショップで簡単に購入できるので、ぜひ試してみてください。

●ご飯とおかかとのりは交互に重ねていく

ご飯とおかかとのりは交互に重ねていく

下準備が終わったら、のりとご飯を重ねていきます。まずはいちばん下におかかを入れ、しょうゆをちょっとたらします。

薄くご飯を敷きます。

薄くご飯を敷きます。
またおかかとしょうゆを少々。

まず、ちぎったのりを敷きつめます。

これからのりをのせていきますが、2回に分けるのが、時間がたってもおいしいポイント。

まず、ちぎったのりを敷きつめます。

6切れくらいに切り分けるといいでしょう。

続いて、穴をあけたのりを一面に。のりパンチがない方は、食べやすいように、6切れくらいに切り分けるといいでしょう。

パンチではなく、爪楊枝で穴をあけてもOKですよ。

一面に敷くのりは、片面にしょうゆをつけてからのせると、味が染みておいしくなります。

一面に敷くのりは、片面にしょうゆをつけてからのせると、味が染みておいしくなります。

●おかずは少し薄味で、ご飯と一緒におかずを食べて楽しんで

おかずは少し薄味で、ご飯と一緒におかずを食べて楽しんで

おかかご飯にしょうゆを使っているので、おかずは少し薄めの味つけで、ご飯と一緒に合わせて食べてほしいところ。

口の中に入れてでき上がるおいしいハーモニー。もう、悶絶ものです。

のり弁に合うおかずNo.1は鮭!

のり弁に合うおかずNo.1は鮭! 塩鮭もいいのですが、生鮭からつくる簡単塩麹漬けもおすすめです。

塩麹の種類にもよりますが、生鮭100gに塩麹小さじ2くらいを目安に、ジップロックに入れて漬け込みます。

味つけはこれだけ

味つけはこれだけ。ほんのりと甘く、コクがある塩麹鮭の完成です。一緒にラー油を適量加えると、ゴマ油の香りがし、ピリッと辛くてこれまた美味。

最低でも一晩は漬け込み、グリルで焼いてくださいね。フライパンで焼きたい方は、クッキングシートを敷いて焼いてください。

ガリと紅ショウガなんて組み合わせもおすすめです。

つけ合わせは、きんぴらゴボウ、卵焼き。ガリと紅ショウガなんて組み合わせもおすすめです。

●まだまだある!おすすめのおかず

まだまだある!おすすめのおかず

ほかにもアジフライ、ハムカツ、山賊焼きなどなど、どんなおかずをのせてもおいしいのが、のり弁のいいところ。

いろんなおかずを組み合わせてのっけるだけでおいしいのり弁。家族が喜ぶお弁当、ぜひ試してみてください。