日本の家庭でも、食事と一緒に楽しむのが珍しくなくなったワイン。ただ、毎日飲むにはちょっと高いイメージもあります。
でも、意外なお店でお値打ちワインを発見! あのディスカウントストア「ドン・キホーテ」に、価格を抑えたワインがたくさん並んでいるんです。
なかでも気になるワイン3種類を、食に詳しいライター・さわゆかさんに試してもらいました。
コスパ最強!ドン・キホーテのスパークリングワイン、白ワイン、赤ワインを試してみた
ドン・キホーテで、こんなに飲みやすいワインに出合えるなんて! 価格以上の価値がある、さわゆかさんが選ぶアンダー500円のおすすめワインです。
●なんと400円代の激安泡!「ソヴェント ブリュット」
こちらのスパークリングワイン、なんと448円!
「ブリュット」とは、辛口のスパークリングワインのこと。なので甘すぎず、食事に合わせやすい味です。
飲んだあとにほんの少し苦味が残りますが、泡はきめ細かく、レモンやグレープフルーツのようなさわやかな香りと味。
軽い飲み口なので、これからの季節にキリッと冷やして飲むのにぴったりです。
・ソヴェント ブリュット 原産国:スペイン アルコール度数10% 448円(ノルレェイク・インターナショナル)
●サラッとしていて飲みやすい「王様の涙 ブランコ」
日本語が印象的なビジュアルのこちらは、スペインでつくられている白ワインです。そのときどきで、最良のできのブドウを3種類ブレンドしてつくられているそう。
香りは弱めですが、飲むとほのかにライチのような甘い香りがします。味は、やや甘口で酸味が強め。
サラッとしているので、脂が乗ったお刺身と合わせるとおいしく飲めそうです。ぬるいとイマイチなので冷やすのがベター。
・王様の涙 ブランコ 原産国:スペイン アルコール度数11% 470円(日本酒類販売)
●かっこいいボトルとパンチのある味「サン・オブ・アフリカ ケープレッド」
かっこいいライオンの姿を見て、思わず手に取った赤ワイン。
個性が強そうなボトルの見た目と違って、中身はきれいなルビー色。味は少しスパイシーですが、カシスやラズベリーのようなフルーティーさも感じられ、軽くて飲みやすい。
飲み始めは渋みが強いですが、時間が経つと後味を酸っぱく感じます。塩コショウで味つけした赤身が多い肉や、甘辛い味のすき焼きに合いそうです。
・サン・オブ・アフリカ 原産国:南アフリカ共和国 アルコール度数13% 470円(日本酒類販売)
高級ワインの味は格別ですが、普段のテーブルワインとして500円未満のおいしいワインを探すのも楽しいもの。
びっくりしたのは、なんといっても「ソヴェント ブリュット」。スパークリングワインはお高いイメージがあるので、気軽に楽しめる値段で買えるのはうれしいですね。
500円玉を握りしめ、ドン・キホーテに出かけてみてはいかがでしょうか?
※表示価格は、2018年4月現在1本売りの税抜き販売価格です