歯の健康のために、もしくは見た目に気をつかって、出先でも食後の歯みがきを習慣にしている方も多いのでは? ただ、使用後の濡れた携帯用歯ブラシをバッグに忍ばせるのは、なんとなく衛生的に気になるもの。

数多くの雑誌でファッションやトレンド情報について執筆しているライターの高橋夏果さんが、その「気になる」へのひとつの答えをくれました。便利グッズに詳しい主婦の間で話題になっている「コットン・ズー はみがきめんぼう」。これは、携帯用の歯ブラシではなく、歯みがき成分を染みこませた携帯用の綿棒なのです。

「本当に便利で…これぞ、理想の携帯用歯みがきかも!」と語る高橋さんに、その使い心地をリポートしてもらいました。

はみがきめんぼう
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使い捨てで衛生的!「綿棒で歯をみがく」のが定番になりそうです

コットン100%の綿棒

「コットン・ズー はみがきめんぼう」(平和メディク)は、ホームセンターやドラッグストア、ネットショップなどで手に入るアイテム。キシリトールなどお口ケアに欠かせない成分が染み込んだコットン100%の綿棒が、1本1本密閉梱包されています。

先を触ると通常の綿棒ほど硬くなく、むしろやわらかい印象。そもそも歯は、力強くみがいてしまうと表面のエナメル質や歯茎を傷つけてしまうことがあるため、歯ブラシであっても力を込めず優しく何度もみがくことが大切と言われていますよね。硬さが少しものたりないと思うかもしれませんが、出先で食べカスが取れて歯茎も清潔に保てたら、それで十分ではないでしょうか。

歯ミガキ用途以外にも、口臭が気になったときや、口が粘ついたときに、ささっと舌に滑らせるとコットンが粘つきを取り去ってくれてスッキリ。わざわざ歯ブラシセットを取り出して、歯をみがいて…なんてしなくても、出先でぱぱっとお口ケアができちゃいます。まさに、携帯用にもってこいのお口アイテム。

●歯と歯の間の掃除も考えられた形

歯と歯の間の掃除も考えられた形

綿棒の先をよく見ると、片側はピンと尖った形状。説明書によると、「歯と歯の間も掃除しやすいようにと考えられた形」と書いてあり、実際の使用感も見事に歯間にフィット。

歯を歯ブラシでブラッシングした後に、歯間ブラシで歯の間を掃除して…なんて別々のアイテムでケアする必要もなし! 1本で使い分けができます。

反対側

また、もう片側は一般的な綿棒の先と同じ丸い形状なので、丸い方で歯の全体をなでてケア、尖った方で歯と歯の間を掃除、なんて使い方も。

ちなみに、綿棒を包んでいる袋を全部開けて使ってしまうと、反対側の綿棒の先が手についてしまい清潔さが保たれないのでご注意を。使うときは、袋の真ん中の切り込み部分をねじって開けて、片方を袋で包んだまま使うのがベストです。

●ポーチに入れても、かさばらない

ポーチに入れても、かさばらない

もちろん、一般的な綿棒サイズなのでポーチに入れられます。携帯用歯ブラシって、ポーチに入れるとパンパンになってしまい、専用のポーチを別に用意したりと、意外と場所を取りますよね。これだとバッグの中身もスッキリ。子連れの場合、子どもの分をもっていくのも楽々です。

1本1本別々のパッケージに入っているので、必要な分だけパキッと割って使えます。必要なときに、必要な分だけ。加えて衛生面も安心。もしかして、携帯用歯みがきの理想形は、この「はみがきめんぼう」なのかも…!? と感じるほどです。

●気になる値段…コスパもばっちり!

もともとは生え始めたばかりの赤ちゃんのやわらかい歯をみがくのに考案された綿棒で、主婦たちの間で便利と話題になったアイテム。毎日使うものだから、コスパもばっちり! 30回分でお値段約400円です。人気が人気を呼んで、今は売り切れるお店が続出しているそう。その場合はネットで購入をおすすめします。送料がかかってしまうときは、友人や家族でまとめ買いがおトクかもしれません。

また、別の商品になりますが、「親子で乳歯ケア 歯みがきナップ 42包入」(ピジョン)も主婦の間で根強い人気があります。こちらは綿棒型ではなくシート型。赤ちゃん向けに開発された製品で、シートでゴシゴシすると歯がツルツルに。さわやかな味もガムを食べているようでクセになります。お出かけ用にはもちろん、飛行機に搭乗しているときや登山中、災害時の避難グッズにもおすすめ。こちらは42包で約700円です。

「はみがきめんぼう」も「歯みがきナップ」もコンパクトなので、ぜひポーチに常備してみてはいかがでしょうか。

※商品の価格はお店によって異なります。