これからクリスマスやお正月など、イベントが目白押し。せっかくなら、家族の楽しい笑顔を写真に収めておきたいものです。
「スマホカメラでも十分に子どもたちのいい表情をとらえることができますよ」。こう話すのは、写真教室を主宰する西村りつ子さん。スマートフォンで子どもたちのとっておきの一枚を撮るためのコツを教えてもらいました。

スマホカメラの設定を変えたり、撮り方自体を工夫すれば簡単!

いつもの撮り方を少し変えるだけで、驚きの効果が! 今すぐできる、簡単なテクニックをご紹介します。

●グリッドライン

グリッドライン
すべての画像を見る(全7枚)

グリッドラインとは、カメラの画面を縦横三分割にするラインのことです。これを設定することで、構図の目安とすることができます。三分割のラインや、ラインが交わる点に被写体を乗せることで、構図が決まりやすくなります。また、ラインを意識することで、きちんと水平に撮ることができます。スマホによって設定の仕方は違いますが、スマホの設定もしくはカメラの設定からグリッドをオンにすれば撮影可能です。

●連写してみよう

連写

子どもの動きはとても速いです。「今だ!」と思って撮っても、とらえた瞬間にはもう違う動きになっていたり…なんていうこともしばしば。そんなときは、撮影ボタンを押し続けて連写し、子どもの姿を追いかけてみましょう。動きのある面白い写真が撮れますよ。たとえば、ジャンプした瞬間も!

走るところ

走っているところも。
よ~い、ドン!

アプリを使ってコラージュ

こうして連写した写真は、アプリなど使ってコラージュしておくのもオススメです。連写することで、よい笑顔も逃しません。

●下からあおって撮ってみよう

正面から撮影

正面から撮ると、子どもの表情もはっきり分かり、後ろの背景もしっかり写ります。もちろん、これも良いのですが、いつも同じアングルから撮っていると同じような雰囲気の写真ばかりになってしまいます。

見上げるように撮影

そこで、スマホを地面に近づけて見上げるように撮ってみましょう。ほら、どうでしょう。正面から撮った写真と雰囲気が変わり、ダイナミックな写真になります。背景に写したくないものがあるときも、効果的なアングルになります。

●スマホは遠近感を出すのが得意♪

遠近感

スマホカメラは、近くのものを大きく、遠くのものを小さく写す特徴があります。ずっと続く並木道などで撮ってみましょう。遠近感が強調されて、吸い込まれていきそうな魅力的な一枚が撮れました。

せっかくの楽しいイベント、スマホを使いこなして、ひと味違った写真撮ってみて下さい。