秋が深まり、グッと気温が下がる日も増えてきました。この時季、コンビニではおでんや中華まんが大人気ですが、じつはレジ横のホットスナックコーナーがますます充実しているんです! そこで、365日コンビニに通いつめているコンビニブロガーのはなさんに、フランクフルトとフライドチキンの食べ比べをしてもらいました!

寒い日にうれしいコンビニのホットスナック!フランクフルトを食べ比べ

「コンビニのフランクフルトなんて、味はどれも同じでしょ」なんてのは今は昔。見た目は似ていても、コンビニによって味つけはバラバラ。一気に食べ比べると、その違いは歴然です! そこでセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートの大手3社で食べ比べてみました。

フランクフルト
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フランクフルト

●ローソン あらびきポークフランク(三元豚使用) 130円

3社のなかではひときわスリムなフランク。それもそのはず!? 原料豚はブランド豚と名高い三元豚に限定しているそうです。並んで売られているプレーンのポークフランクは黒コショウのきいたスパイシーな味つけですが、三元豚バージョンはシンプルな分、お肉のうま味があふれています。粗びきならではのゴロッとしたお肉と脂身がワイルドでジューシー!

●セブンイレブン スペシャルビッグフランク 154円

パキッと弾ける食感とジューシーなお肉。「フランクフルト」と聞いてパッと頭に浮かんで口の中に広がるイメージに、いちばん近いのがセブンイレブンのものかもしれません。ジューシーなお肉がみっちりとつまっていて、とってもボリューミー。3社のなかでいちばん濃い味です。これはお酒のつまみにいいかも♪

●ファミリーマート ジャンボフランク 154円

ローソン同様にパリッとしつつも、やわらかめなのがファミリーマート。味つけの濃さは、3社のちょうど真ん中に位置しています。そして、これはファミマだけですが、なんとこのフランクフルトは「当たり」つきなのです。子どもの頃にアイスや駄菓子で「当たり」が出るとうれしかったものですが、あのときめきにまた出合えるとは。ワクワクしながら食べ終えたものの、残念ながらハズレでした(笑)。

コンビニごとの個性際立つ!フライドチキンを食べ比べ

続いて食べ比べるのは、コンビニのホットスナックの代名詞でもあるフライドチキン。フランクフルト以上に各社の個性がにじみ出ています。パッケージひとつとってみても、ローソンはカフェ風、セブンイレブンはTHEシンプル、ファミマはポップと、3社で分かれているのが一目瞭然ですね。

フライドチキン
フライドチキン

●ローソン Lチキ旨塩チキン 150円

3社のなかでいちばん大きくボリュームがあるのが、ローソンのLチキ旨塩チキン。いちばんなのはボリュームだけではありません。旨辛チキンではなく旨塩チキンを買ったハズなのに、ものすごく辛い!! そう思って見ると、ほかのコンビニのチキンよりも衣が赤く見えませんか? ローソンのLチキはリニューアルで従来品より約1.4倍の大きさになったそうで、商品名は旨塩だけど、食べた印象は旨スパイス味。そして肝心のお肉はとてもやわらかでした。

●セブンイレブン 揚げ鶏 188円

セブンのフライドチキンの特徴は、なんといっても衣が薄いこと。クリスピーな衣の食感とジュワッと口に広がる肉のうま味。いわゆるフライドチキンの豪快なイメージではなく、家庭でつくるから揚げのようなシンプルな味。油ぎれがよく、カロリー控えめなところもGoodです!

●ファミリーマート ファミチキ 180円

始球式に登場したかと思えばギネスの世界記録を達成するなど、ファミチキ先輩の快進撃は止まりません。勢いそのままに、ファミチキ自体もサクサクッとした衣に適度なスパイス。お肉がちょっとパサついている部分があったものの、基本はやわらか。これぞジャンクフードというような、王道をいく仕上がりに大満足です。

軽食にもおかずにもなるコンビニのホットスナック。なにを買おう? と迷ったときは、店員さんの「〇〇揚げたてです!」の声で決めるのもおすすめですよ。

【はなさん(写真・文)】

岩手県在住。ブログ「

おやつは1日3個まで

」を更新中。ほぼ毎日コンビニに通い、大好きなコンビニスイーツやパンを中心に、毎週発売される新商品情報など発信