こんにちは。若松美穂です。主婦業のかたわらエッセイストなどもやりつつ、楽しく、豊かに暮らすためのさまざまな工夫を提案しています。テーブルまわりを中心に、生活のなかの小さな発見をつづっていけたらと思っています。
わが家は、リビングにガス暖房機があるだけ。ほかの部屋は、エアコンの暖房機能がメインです。それぞれの部屋でいっせいにエアコンを使い始めたら電気代が大変なことになるので、自分の体温と相談しながら、各自で温かさをキープする工夫をしています。キープするのに使うアイテムは毎年ほぼほぼ同じで、しまっていたそれらを一気に出すと、冬が来るね~という感じ。
身につけるアイテムや寝具を冬仕様に
TVを観る、うたた寝をする…じっとしていると、ときどきゾクッとしますね。大きめのひざかけは、わが家の必需品です。
リビングのすみに置いておいて、だれかがうたた寝するとそっとかけてあげる…。そんな家族の姿を見かけると、なんだかほっとします。
私のキッチン用スリッパも、ふかふかに変更。
朝・晩は忙しく動きまわるので、足にフィットするタイプを選んでいます。階段を駆け上がっても大丈夫なのが、嬉しい。
寝るときに首や肩・足が温かいと、眠りにつくのも早く、ぐっすりと眠ることができる私用の保温グッズ。
「靴下をはいて寝るの?」と言われることもありますが、これは履き口がゆるく、暑さを感じると、寝ている間でも自然に脱げるのがいいところ。
娘たちは何年も同じ湯たんぽを使っています。
入浴後すぐに寝るわけではないので、お布団の足元部分をこれであらかじめ温めておくのが日課。布団に入ると「ふわ~」と気持ちいい声が上がります。
リビングのすみには娘たち用のあったかスリッパも。
お風呂に入ってから寝るまでは、これで温かさをキープします。
テーブルまわりは色・柄・素材であったか感を演出
朝は温かみのある厚手のカップに温かいものを用意します。
もちろんカップの色も、あったかい色で♡
キッチン用品は、収納の問題もあるので、夏用・冬用と限定するものの数は多くないのですが、「これが出てくると冬だね」と家族が感じるもののひとつがクロス類。
雪・クリスマス模様のランチョンマットに、厚手フエルト素材のコースター。色・柄・素材で季節感を演出でき、場所とらずなところがいいですね。
コースターは、これからの季節何度も登場するティーポットの下敷きにもなります。
ハーブティーもさわやか系でなく、温かい色のものを選んでいます。
あったかアイテムのしまい方にも工夫を
コースターやランチョンマットは数をたくさん持っている方ではないので、夏物・冬物まとめてカゴへ。
夏場、下の方に重ねていたものを上の方に重ね直し、取り出しやすくします。
スリッパや湯たんぽなども、一緒にカゴに入れて…。
ほこりよけの布をかけ、
納戸にポンと置いておきます。
【若松美穂(わかまつみほ)】1972年、宮城県生まれ。お金をかけずにセンスと工夫でおしゃれに暮らすカリスマ主婦読者として、生活情報誌『ESSE』や『サンキュ!』などで紹介され、人気者に。2011年、心理カウンセラーの資格を取得。主婦業のかたわら、エッセイストとしての執筆活動のほか、講演、各メディアへの出演など多方面で活躍。気持ちによりそった提案が主婦の熱烈な支持を得ている。「ペンギンのお茶会」「心を癒す講座」は、全国各地で実施され、リピーターとなるファンもいるほど。著書に「カリスマ節約主婦・若松美穂の暮らし上手の小さなヒント」「私と家族のしあわせ時間」(ともに扶桑社刊)など。夫と、大学生、高校生の娘、母親の5人家族。埼玉県在住。
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