すっかりおなじみになった、つくりおきや常備菜。確かに便利ではありますが、でもやっぱり、できたてに近いものを食べたいという家族からのリクエストも多いはず。それならば、少しの手間で1度に2回分のおかずをつくってみませんか?
今回ご紹介するのは、チャプチェを翌日春巻きに変身させるレシピ。夕飯と翌日のお弁当で、2回分楽しめるワザは必見です。翌日の下準備まで一度でできるから、忙しい人にはありがたい!
教えてくれたのは、ネットなどで精力的にレシピを発表し続ける泉山裕子さんです。
チャプチェが翌日春巻きに!お弁当にも便利なレシピ
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しっかり味つけしているから、冷めてもおいしくいただけるのが特長のレシピ。お弁当にはぴったりです。
【材料(チャプチェ3人分+春巻き6本分)】
<チャプチェ>
牛カルビ肉 150g
A[しょうゆ大さじ2 ゴマ油大さじ1 砂糖小さじ2 顆粒鶏ガラスープ小さじ1/2 ニンニク(すりおろす)1かけ]
ニンジン 1/2本
赤ピーマン 1個
シイタケ 4枚
ニラ 1束
韓国春雨 130g
ゴマ油・塩 各適量
パクチーや糸唐辛子(トッピング用) お好みで、適量
<春巻き>
チャプチェ 約200g
春巻きの皮 6枚
水溶き片栗粉・揚げ油 各適量
【つくり方】
<チャプチェ>
(1) 牛カルビ肉を細切りにし、Aの調味料にもみこんでおく。
ニンジンと赤ピーマンは細切りに、シイタケは軸を取って薄切りに、ニラは4~5cmの長さに切っておく。
(2) フライパンに中火でゴマ油を熱し、ニンジンを炒め、しんなりしたら塩をふって混ぜ、皿に取り出す。同じフライパンでパプリカ・シイタケ・ニラをそれぞれゴマ油で炒め、塩をふって混ぜ、皿に取り出す。
(3) (2)と同じフライパンで牛肉を中火で炒めて皿に取り出す。
(4) 春雨を袋の表示どおりにゆでて、冷水にとり、水気をよくきる。食べやすい大きさに切って大きめのボウルに入れ、ゴマ油と塩を少々振って混ぜる。
(5) (4)に(2)と(3)を加えてよく混ぜる。皿に盛りつけて、好みでパクチーや糸唐辛子をトッピングする。
*春巻き用に200gほどチャプチェを残しておく。
<春巻き>
(1) 春巻きの皮でチャプチェを巻いて、巻き終わりに水溶き片栗粉を塗ってとめる。
*切ってからお弁当に入れる場合は、断面を意識して具材を別々にのせて巻くと、切ったときにきれいに仕上がる。
(2) (1)を180℃に熱した油でキツネ色になるまで揚げる。
お弁当につめた様子。下にレタスなど葉物野菜をしいてから春巻きをつめると、見栄えもよくなります。