ジョージ・クルーニーがいぬの保護施設に1万ドル(約110万円)を寄付したり、韓国の大統領府に保護犬を迎え入れる動きがあったりと、保護犬への関心が世界規模で高まっています。日本でも、いぬを家族に迎える際の選択肢として、従来のペットショップではなく、保護犬を選ぶ人が徐々に増えてきました。でも、実際に引き取ったとき、どんな生活が待っているのでしょうか? イラストレーターの岩沢さんと「オット」が、保護犬だった「ふうちゃん」を引き取って暮らし始めたのはおよそ1年前のこと。保護犬と暮らして、感じたこと、驚いたこと、日々のできごとをマンガで紹介してもらいました。
すべての画像を見る(全3枚)ビクビクしっぱなしだった保護犬もこんなに変わった!
今もビビリのふうちゃんですが、うちに来た頃は輪をかけて臆病でした。いつでもビクビクしていて、「いったい過去になにがあったんだろう?」って考えずにはいられませんでした。
そんなふうちゃんも、慣れるにつれて、のびのびしたところを見せるようになってきました。
うちでは、ふうちゃんは人間の布団には乗らないようにしつけているんです。でも、マンガに描いたように、目を離した隙に、お布団に「デーン!」と寝転がっている姿を見て、笑ってしまいました。
ふうちゃんはガマン強くて、こうしたい、ああしたいという主張もあまりしないタイプです。ガマンしすぎなんじゃないかなって心配になるときもあるほど。
だから、たまに言いつけを破ったり、ワガママだったり、そんなところを見せてくれると、なんだか少しホッとするのです。
あたたかい窓際でうとうと…。だいぶリラックスできるようになりました。