わざわざ家具をそろえたり、収納スペースを確保したりする手間がなく、気軽にまねできると注目されているのが、壁を使った収納法。取りやすい高さにものをかけたり、つるしたりすることで、毎日の家事が劇的にラクになります。
ESSEでは壁収納を巧みに活用する主婦、botaさんに注目。お宅におじゃまして、そのアイデアを教えていただきました。
有孔ボードやS字フックでデッドスペースに壁面収納を!
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階段下は有孔ボードで壁面収納
階段下の収納スペース正面の壁に有孔ボードを設置。ゴミ出し用の麻ヒモや洋服ブラシなど、玄関周りで使うものを引っかけています。
「階段下は狭くて形も変形していて使いにくかったので、正面の壁に有孔ボードを設置しました。サイズも自由にできるから壁面収納には最適です」。
有孔ボードの穴には、ホームセンターで買った棒をカットしたものや、S字フックをイン。「そこそこ厚みのあるものでも好きな位置につるせるのでおすすめです。朝の忙しい時間でも、すぐ手に取れて便利ですよ」
●取りやすい高さに掃除道具をフックでつるす
同じく階段下の横の壁には、フローリングワイパーやフロアモップなど、長いものをつるして収納。「ここなら、扉を少し開けただけですぐに取り出せます。出す、しまうがラクにできると、面倒な掃除も楽しくなるんです」
●死角になる高さに傘をつるして取りやすく
家族や来客がよく通る廊下や玄関周りは、下手に壁面を使うと余計ゴチャついてみえてしまうことも。そんな場所では、死角を使うことで使いやすさと見た目すっきりをキープできます。
「生活感の出る傘は、玄関ドアから見えないゲタ箱の側面に。アイアンバーを高い位置に取りつけ、傘の持ち手を引っかけています」。先端をつかむだけで持ち出せて、視線からも外れるので、玄関がすっきり!
いかがでしたか? botaさんは
ESSE6月号「ゆる収納できれいが続く」にも登場しています。キッチンやリビング、洗面などでも壁収納のアイデアを披露してるので、そちらもチェックを。