幸栄です。パン教室「toiro(トイロ)」を主宰しています。初めてパンを焼いたのは、長女の出産から1か月後のこと。あの日から試行錯誤を重ね、今は卵とバターを使わないパンのレシピをつくっています。パンを焼きながら、2人の娘の母としても、楽しみや大変さをたくさん感じる日々。毎日のなかで見つける、ささやかな幸せや楽しみをつづっていこうと思います。


<幸栄のゆらゆらと、つらつらと。日々のささやかな幸せをパンと一緒に。>
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 家の庭にも新緑が芽吹き始め、やっと暖かな日がやってきたなぁ、なんてしみじみとしています。暖かくなるとわが家では、フレッシュな果物いっぱいのミックスジュースが登場する機会が増えます。

 おやつにはもちろん、朝ご飯にもうれしいジュース。今回は私がよくつくる、飲みごたえ満点な「冷凍バナナのミックスジュース」のレシピをお伝えしますね。

冷凍バナナを使った簡単ミックスジュースのつくり方

 わが家の冷凍庫に必ずある、冷凍バナナ。熟れたバナナをラップで包んで冷凍しておきます。ときどき、子どもたちがそのまま食べてしまっていたりもしますけどね(笑)。

熟れたバナナをラップで包んで冷凍

 ミックスジュース(約2杯分)に使用するのは、冷凍バナナ1本を半分に切ったもの、イチゴ4~5粒を各半分に切ったもの、皮をむいてひと口大に切ったオレンジの実1玉分です。(小粒や大粒のイチゴを使われる場合は、数を調整してください。)

ミックスジュース(約2杯分)に使用

 このフルーツを豆乳200ml、メープルシロップ大さじ1と一緒にミキサーにかけたら…

フルーツを豆乳200ml

 淡いピンク色がきれいなミックスジュースのでき上がり。冷凍バナナの量を増やすと、シェイクっぽく仕上がるのですが、それもおいしいです。

淡いピンク色がきれいなミックスジュース

 暖かくなるとすぐ熟れすぎてしまうバナナたちは、こんな風に冷凍ストックして、上手においしくいただいてみてはいかがでしょうか。今回は、イチゴとオレンジを加えたレシピをご紹介しましたが、バナナをベースに、好きな果物を選んでジュースをつくっても大丈夫ですよ。そうですね、たとえばキーウィフルーツやリンゴなど。

 自分の大好きがたくさんつまった、おいしいオリジナルのミックスジュースレシピを探してみるのもいいですね。旬のフルーツをおいしく楽しんでみてください。

【幸栄(ゆきえ)】

1979年広島県生まれ。「はな」と「ひな」2人の娘をもつ。モデルとして活躍したのち、長女の出産を機にパンづくりに出合う。ベッカライダブルハウスにて、製造補助をしながらパンについて学び、 2010年から卵とバターを使わないパン教室、

toiro

を始める。 著書に『

「ちょっとのイースト」で作る ベーグルとピザの本 (生活シリーズ)

』(主婦と生活社刊)、『

パウンド型で焼けるおいしい食パン

』(家の光協会刊)、『

あかちゃん、こども、おとなのパン―はじめてのパンづくり

』(アノニマスタジオ刊)などがある。