こんにちは、エッセイストで整理収納アドバイザーの柳沢小実です。暮らしをおしゃれで快適にする整理収納術や、衣食住にまつわるさまざまなアイデアを提案していきたいと思います。皆さんの暮らしのちょっとしたヒントになったらうれしいです。

 今回はガラスビンの話です。みなさんはどんな風に活用していますか? お手製のドレッシングをつくるのに使ったり、食べ物以外でも文房具やメイク道具を入れているという人、いらっしゃるのではないでしょうか。わが家でもガラスビンを使っているのですが、収納アイテムとしてのメリットや楽しい活用方法を紹介したいと思います。

ガラスビンはおしゃれなインテリアにもなる

●ガラスビンのよさとは

ガラスビンのよさは、まったく同じもので揃えてなくても統一感が出ること。軽やかな素材なので、いくつかまとめて置いていてもごちゃごちゃしません。かえって、いくつかあるほうがよりすてきに見えます。

ガラスビンはおしゃれなインテリア
収納アイテムとしてのガラスビンの活用方法
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●引き出しの中では上下を逆さにして使う

たとえば小さいスポンジのストックなど、パッケージそのままだと生活感があるものも、中身を出してガラスビンに入れると不思議とおしゃれに。引き出しに収納する場合は、ひっくり返しておけば、なにがどこに、どのくらい入っているかもわかりやすいです。乾物や調味料を入れるのもおすすめ。

上下を逆さにしておくというちょっとしたことなんですが、こうしておくだけで、どこに入れたかわからなくなったり、持っていること自体を忘れてしまうということがなくなります。

引き出しの中では上下を逆さにして使う

●ガラスビンならではのラベリングができる

わが家では、梅酒や果実酒をつくっていて、ガラスビンに入れて床置きしています。透明のガラスに入れているとはいえ、何種類もあると微妙な色の違いだけでは見分けが難しいことも。こんなとき、普通はラベルをはる、としてしまいがちですが、床置きとはいえ人目につく場所、おしゃれな見た目にこだわりたいですよね。

そこでおすすめなのが、ブラックボード用の白いペンで文字を書くことです。ビンの中になにが入っているかとつくった年を書いてみました。

ガラスビンならではのラベリングができる

ティッシュもしくは濡れティッシュで拭いて消せるので、用途が変わったら書き直せばいいのです。気をつけているのは、消せるペンなので、手が触れる場所には書かないことくらいでしょうか。白ペンで書くと文字が目立ちすぎず、書き文字に自信がなくても大丈夫です。

かえって、ちょっとつたないくらいがかわいく見えます。だから、お子さんに書いてもらってもいいですね。ほのぼのした書き文字の味わいを楽しんでください。

【柳沢小実さん】

エッセイスト・整理収納アドバイザー。手間をかけずすっきり見せる収納を日々研究中。また、豊かな暮らしにまつわる著書、雑誌への連載など多数。日記や掲載誌情報などを公開しているHP「

ふらりふらり帖

」や、大好きな台湾の情報をInstagram「

tokyo_taipei

」で発信。