【5】ストーブやヒーターを壁側に置いている
→窓際に置いた方が冷気が暖まりやすい。ガスファンヒーターの場合、ひと冬で約399.3円のおトク

ストーブやヒーターは、壁際ではなく窓際に置くと省エネに。窓際の冷たい空気から暖まるので、部屋全体にまんべんなく暖かい空気が循環します。ヒーターの設定温度を1℃下げても快適に過ごせるので、ガスファンヒーターならひと冬で約399.3円節約。ただし、ヒーターはカーテンから必ず離してください。

※1日9時間ガスファンヒーターを使い、設定温度を21℃から20℃にすると年間で約1130円節約(省エネルギーセンター「家庭の省エネ大事典」)。状況の設定とひと冬での算出は編集部。

【マメ知識:扇風機は冬でも使える!】

扇風機は冬でも使える
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節電意識の高まりのなか、復活した扇風機は冬も省エネの味方。暖房中、扇風機の風を上に向けて送ると、天井近くにたまった暖かい空気がかき混ぜられ、部屋全体に行き渡ります。扇風機で足元からぽっかぽか!

【6】加湿器をつけずにエアコンをつけている
→加湿器をつけると体感温度がアップひと冬で約414.6円おトク

加湿器をつけると体感温度がアップ

エアコン運転中の室内は空気が乾きがち。乾いた部屋では風邪もひきやすいので、加湿器で適切な湿度に調整しましょう。湿度が15%上がると体感温度が1℃アップするといわれるぐらい湿度調整は大切。エアコンの設定温度を1℃下げても暖かです。

※エアコン(1日9時間運転)の設定温度を21℃から20℃にすると年間で約1170円節約(省エネルギーセンター「家庭の省エネ大事典」)。このデータを基に湿度管理で設定温度を1℃下げた場合のひと冬での節約額を編集部で算出。

【7】アイロンがけは、薄手のものからしている
→ハンカチなどは余熱で十分。早めにスイッチをきれば、年間で約569.4円おトク

アイロンをかけるときは、アイテムの順番を工夫すれば使用時間を短縮できます。シワをしっかり取りたいシャツなどから先にかけ、軽くシワを伸ばすものや薄手のハンカチは、スイッチをきったあとの余熱で。アイロンのスイッチを3分早くきれば、年間で約569.4円節約できます。

※1日1回、1200Wのコードレススチームアイロンの使用を3分短縮した場合の年間の節約額(26円、東京電力従量電灯B第2段階電力量料金)を編集部で算出

【8】床に直接、電気カーペットを敷いている
→カーペットの下に断熱マット(段ボールでもOK)を敷けば、ひと冬で約1452.5円おトク

カーペットの下に断熱マット

フローリングで使うことの多いホットカーペットは、直接床に敷くと熱が奪われてしまいます。下に断熱マットを敷いて熱をキープすれば、設定を「強」から「中」にしても暖かで、ひと冬で約1452.5円もの節約に。断熱マットの代わりに段ボールを敷いてもOK!

※電気カーペット(3畳用)を1日5時間使う場合、設定を「強」から「中」にすれば年間で約4090円の節約(省エネルギーセンター「家庭の省エネ大事典」)。ひと冬での算出は編集部。

【9】カーテンが窓全体をおおっていない
→丈の長いカーテンで冷気をブロックし、ひと冬で約414.6円おトク

寒い冬は、部屋を暖めることばかりに意識がいきがちですが、同じくらい大事なのが冷気の侵入を防ぐこと。窓には丈の長いカーテンをつけ、カーテンボックスから床までをおおいましょう。冷気をブロックすれば、エアコンの設定温度を1℃下げても暖かです。暖房中は、部屋のドアを閉めることも徹底して。

※エアコンを1日9時間運転し、設定温度を21℃から20℃にすると年間で約1170円節約(省エネルギーセンター「家庭の省エネ大事典」)。状況設定とひと冬での算出は編集部。

【10】コタツには、コタツ布団しか使っていない
→上がけと敷布団を併せて使えば、ひと冬で約253.7円おトク

上がけと敷布団を併せて使う

コタツは、熱を逃さず閉じ込めることで、より効果的に暖めることが可能。コタツ布団に上がけをプラスして保温効果を上げ、敷布団で床に熱が逃げるのを防止すれば、ぬくぬくしながらひと冬で約253.7円も節約が可能!

※コタツを1日5時間使用したとし、コタツ布団だけの場合と上がけと敷布団を併用した場合を比較すると年間で約710円節約(省エネルギーセンター「家庭の省エネ大事典」)。ひと冬での算出は編集部

※金額は編集部で算出したおおよその目安です(1年は365日、ひと冬は60日で計算)。地域、機器の種類、契約タイプ、部屋の広さなどによっても変わります。