「日照時間が長くなり、気温も上がってくる春先は初心者も野菜づくりに取り組みやすいシーズン」とベランダ菜園セラピストの宮田範子さん。でも、ベランダの日当たりがよくない家ではできないの? そんな日照時間の短いベランダでも育つ”半日陰栽培”での「ミョウガ」の育て方を教わりました。

ベランダの日当りが悪いなら「ミョウガ」にトライを

A:日当りがよくなくても育つ半日陰栽培にしてみては?
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 ベランダの日当たりがあまりよくない家もありますよね。そんなときは、日当りがよくなくても育つ半日陰栽培にトライしてみては。

 野菜のなかには、半日陰でよく育つものもあるそうです。「ミョウガやニラがまさにそれ。置き場所さえ注意すれば、さほど神経質にならなくてもすくすく育ってくれるし、数年にわたって収穫できるおトクな野菜たちです」(宮田さん)。

「ミョウガ」に乾燥と熱風は大敵。水やりはしっかりと

乾燥と熱風は大敵。水やりはしっかりと「ミョウガ」

 ミョウガは、種茎という根のようなものから育てます。「夏場は枯れやすいので、水やりは欠かさないこと。1シーズン収穫したら、茎を切って冬越しすれば、翌年も芽が出ます」(宮田さん)。

[ミョウガについて]

・科目:ショウガ科
・なにから育てる?:種茎から
・栽培開始時期:3~4月上旬
・収穫までの期間:約5か月(1年目)
・水やり:朝1回、夏季のみ朝夕2回
・置き場所:半日陰。エアコンの室外機の熱風が当たらないよう注意

[必要なもの]

・深さ20cm以上のプランター
・培養土
・緩効性化成肥料または液肥

[育て方]

(1)植えつけ

容器に10~15cmくらいの高さまで土を入れてならす。種茎を置き、その上から5cm深さほど土をかぶせる。そのあと、たっぷり水やりを。

(2)発芽

植えつけから約1か月で、あちこちから芽が出る。

(3)追肥

追肥
土の中に埋めてもOK

発芽から1か月ほどたったら、緩効性化成肥料または液肥の追肥を始める。

(4)収穫

土の中から写真のような花蕾が出てきて、4cmほどの大きさになったら、根元を手で折り取って収穫する。

とれたてミョウガでつくる!「ミョウガの肉巻き揚げ」

<とれたて野菜で>ミョウガの肉巻き揚げ

広げた豚の薄切り肉に青ジソとミョウガをのせて巻き、小麦粉、溶き卵、パン粉をつけて揚げます。軽い口当たりで何個でも食べられそう。「ミョウガと青ジソの風味が効いて、揚げ物なのにさっぱりといただけます」