気に入った器を見つけたらすぐに購入してしまいがちですが、収納スペースには限りがあります。今年はちょっと立ち止まって、道具の使い方を見直してみませんか?

 ひとつの器を何とおりにも使えば、暮らしはもっとシンプルに。雑貨店「hal」オーナー・後藤由紀子さんは、器を選ぶ段階から使い回しも意識。暮らしをコンパクトにしています。後藤さんのさまざまな使い回しアイデアの中から、今回は黒いカフェボウルの使い道について伺いました。

黒のカフェオレボウル
すべての画像を見る(全4枚)

黒のカフェオレボウルは万能選手!テーブル回りを引き締める役割も!

「普通は白い器を選びがちですが、黒い器は意外と万能なんですよ」。白メインの食卓に黒をひとつ混ぜるとテーブルが締まった印象になったり、スープなどの薄い色が映える効果もあるんです!後藤さんが愛用しているカフェボウルのサイズは、直径12×高さ7㎝くらいのもの。和テイストのデザインを選びました。

●シリアルを入れてカフェ風に

シリアルを入れてカフェ風に

和の器に、洋のシリアルのミスマッチが、むしろおしゃれに。気軽にカフェスタイルの食卓がつくれます。軽くすませたい朝食などに便利!

・大きめで混ぜやすいので卵かけご飯に

大きめで混ぜやすいので卵かけご飯に

「飯碗よりちょっと大きめサイズ。気兼ねなく卵をかき混ぜられるので、卵かけご飯にはこれを使っています」。こぼれる心配なし!

・薄い色のスープに黒い器がぴったり

薄い色のスープに黒い器がぴったり

小鉢より深めで、スープやポタージュなどの汁物を入れるのにも重宝。「このカップだと手づくりスープがいっそうおいしく感じられます」。