宝塚歌劇をこよなく愛するヘアメイクアップアーティストの山本浩未です。私、“TAKARAZUKA”を知って人生が変わりました! そんなTAKARAZUKAのすばらしさをみなさまにお伝えするべく、観劇の感想や、今後の公演への期待を綴ります。すべては私の妄想、個人的な感想&意見でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
Vol.13雪組『私立探偵ケイレブ・ハント』
舞台は20世紀半ばのロサンゼルス。早霧せいなさんが演じるケイレブは探偵事務所の所長で、共同出資者である探偵仲間のジムやカズノと共に高級住宅街に住むセレブ達の浮気調査やトラブル対応に奔走。仲間たちと力を合わせ、敵に立ち向かうケイレブと、その身を案じながらも彼を支える、咲妃みゆさん演じるイヴォンヌとの大人の恋のゆくえを描くミュージカルです。粋な都会的空気感のなかで、雪組トップコンビが、恋する男女の心の機微を繊細に演じあげます。宝塚大劇場で11月7日まで上演中です。
トップコンビのラブラブっぷりはファン必見
宝塚の座付き演出家先生には独特の個性や傾向があって、どの先生が担当するかでファンは一喜一憂。今回の雪組は正塚先生。男の友情に独特の台詞回しを"マサツカ節"とファンは呼び、スーツモノで革命家とか戦後って設定が多い正塚先生。今作は男の友情以上にトップコンビのラブラブっぷりと、なにかと敵対する役が続いてた2番手の望海さんが仲間なのがなんだか嬉しい(*^^*)。組替えが決まった月城かなとさんの悪役も良いです。
【山本浩未】
宝塚をこよなく愛する乙女系ヘアメイクアップアーティスト。「生活者としてのキレイ」をテーマに活躍中。シンプルでわかりやすい美容理論を元にメイクアップ、コラムの執筆など連載を持ち、健康的で美しく暮らすライフスタイルが、世代を超えた女性に支持されている。新刊「おとな美人を作る「メイクの基本」」(宝島社刊)が11月18日に、「今治美肌タオル付き山本浩未のスチームON(おん)顔(がん)」(講談社刊)が11月29日に発売予定。「
きれいは力」(幻冬舎刊)、「
美人メイク基本の“き”」(宝島刊)、「
同窓会で二番目にキレイになるには …」(小学館刊)など著書多数