ちょっと大変だけど…もっと透明な氷をつくるには?
【1】上の【2】の状態で3時間おく
上記の10時間放置して一気に凍らせるやり方より、凍り始めたら、その都度水を取り換えるやり方の方がより不純物の少ない透明な氷になります。上の【2】の状態で、3時間ほどたったら取り出しましょう。
【2】表面を割って水を捨て、同量の冷水を注ぐ
すべての画像を見る(全7枚)表面にはった薄い氷を割りくずして、中にたまった水を捨てます。捨てた水と同量のカルキ抜きした冷水を注ぎたし、発泡スチロールでフタをして、再び冷凍室に入れましょう。
【3】【1】、【2】を3回繰り返し、残った水を捨てる
【1】、【2】を3回繰り返し、氷が十分な厚みになったら、スプーンなどで表面を割りくずし、たまった水を捨てて完成。固まりきらなければ、さらに何度か繰り返してもOKです。
完成!
不純物が内側に閉じ込められるのを防げるので、完全に透きとおった氷に。手間を惜しまなければ、こんなやり方もあります。
【今関靖将さん】
製氷関連機器をメーカー向けに販売する、製造販売今関冷機製氷販売社長。私立研究室も立ち上げ、氷づくりの研究を行うなど、製氷業界でもその知識に信頼を置かれています
撮影/四宮義博